富士フイルムが中判ノンレフレックスを発表

 ついに出ました。富士フイルムのデジタル中判、GFX 50Sです。ノンレフレックス(ミラーレス)です。
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1111.html
http://fujifilm-x.com/ja/gfx/

 フィルムメーカーとしての意地でしょうか、現在でもフィルムを使う中判GF670 Professional SILVER EX Nをラインナップしている富士フイルムですが、中判でもデジタルへの完全移行を狙っていると云うことなのでしょう。新規開発のGマウントレンズを一挙6本も発表していますので力の入れようが知れようと云うものです。

 イメージセンサーは、同社がGフォーマットと命名した43.8mm×32.9mmの5140万画素。5140万画素?どこかで聞き覚えのある数字だと思って調べてみると、案の定と云うべきか、PENTAX 645Zのイメージセンサーとサイズも画素数も同じです。基本的にはソニー製の同じセンサーを使用していると見るべきでしょうね。

 同じ中判でもフィルム時代からの一眼レフにこだわったPENTAX 645Zは1550gもありますが、ノンレフレックスとしたGFX 50Sは1000gを切るとのこと(バッテリー、メモリカード、脱着式ファインダーは含まずでしょう)。ノンレフレックスだといかに軽量化できるのかが良く判ります。撮影時の取り回しは別としてもNikon D5の1240g(本体のみ)よりも軽量なのですから驚く他ありません。

 某C社からはAPS-C EVF内臓のノンレフレックス機、そして富士フイルムからは中判。我がNikonからも中判が出るとの噂が出ては消えしてはいますが、中判はともかく早く35mmフルフレームのノンレフレックス機を出して欲しいものですね。EVF、Wi-Fi内臓、バッテリー(EN-EL15)込みで500g以内、300k円以下でお願いします(^^)

写真は富士フイルムのWebsiteより。

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