出荷台数4.7%増、出荷金額5.7%減

 調査会社IDCジャパンが発表したところによると、2008年の国内のPC出荷台数が1481万台で前年比4.7%増となったが、出荷金額は同5.7%減の2兆1370億円であったとのこと。原因は景気後退により事業所向けが減少したが、5万円前後の低価格ミニノートPCが増えたことにより出荷台数は増加しても出荷金額はカバーし切れなかったということのようだ。

 技術開発のテンポの速いIT関連は、スペックの高度化と価格の下落が同時に進行する。出荷台数が増えてもそれ以上に単価下落が激しいからまさしく「消耗戦」となる。デジタルカメラ、薄型テレビもまったく同じ構造だ。ホンダが189万円と云う低価格で殴りこみを掛けたハイブリッドカーもきっとそうなるんだろうな。


 例によって記事本体とは何の関係も無い今日の一枚は、すみよしの森の土手に顔を出した蕗の薹。
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