春のイメージ

 イメージと云うと少し違う。印象か?印象でもない。強いて言葉を探すならば雰囲気か。何となく春っぽい感じ。写っているのは梅だから、確かに春の写真ではあるけれど、良く見ると(良く見なくても)ピントが合っている梅の花はど真ん中にある一輪のみで、他にピントが合っているものはない。考えてもみれば(考えなくても)酷い写真だ。

 ピントが合っていること、適正露出であること、ブレていないこと、この三つが最低限そろっていないことには、写真として評価のしようがない。この三つの中で何が最も重要かと云えばやはりピントだ。露出があっていてもブレていなくても、ピントが合っていなければ一体全体何を撮った写真なのか判らないからである。

 そう云う意味では、今日の一枚は見事にダメな写真の見本である。ならばなぜそんな写真を人様にご覧いただいたかと云うと、ただただダメな写真の見本としてである。でも、一つだけ言い訳をしておきたいのは、その時に郷秋<Gauche>が感じた春の雰囲気は、ほんの少しだけだけれど写すことが出来た、表現することが出来たとは思っている。はい、単なる云い訳です(^^;


 ちなみに、本来丸いはずのバックの玉ボケが、口径食により楕円になっている。安物のレンズを使っていることが一目でわかると云う点でも、参考になることだろう。(^^;;;

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