ニコンが2週間以内にAPS-Cコンパクトを発表?

 嘘だと思うならこちらをご覧くださいな。ほらね、Nikon’s high-end compact APS-C sensor camera coming in 1-2 weeks.と書いてあるでしょう(^^) ホントに発表されるのかどうかはともかくとして、ニコン製品の「噂サイト」としては最も権威あるNikon Rumorsにちゃんと書いてある。

 22日に、9月にNikon 2が発表されるとする「噂」を紹介した(see here)。郷秋<Gauche>はその名称からNikon 1の上位機種、つまりAPS-Cセンサーを搭載したノンレフレックス(一般にはミラーレスと云われているジャンル)だろうと予想したが、それよりも半年前にレンズの交換ができない上級コンパクトを登場させるのかも知れない。富士フイルムが、先にレンズ交換のできないFinePix X100を登場させ、その後にX-Pro1を発表しているが、ニコンもまた富士フイルムと同じ道を辿ろうとしているのだろうか。

 しかしだ、富士フイルムの場合どの程度の販売比率になっているのかは知らないが、同じサイズのイメージセンサーを用いながらレンズ交換可と不可の二機種を登場させ、両立させるのは、余程両機を差別化しないと難しいだろうな。特にレンズ交換できないコンパクトの場合には、例えばかつての35Ti(1993)、28Ti(1994)のように優れた光学系とカメラ好きにアピールする仕掛けが無いと、レンズ交換の出来るノンレフレックスにユーザーは流れてしまう事だろう。

 ところで、レンズ交換が出来るノンレフレックスを購入した方の内、どれくらいの方が複数のレンズを所有して、実際にレンズ交換しながらの撮影を楽しまれているのだろうか。これはまったくの予想だが、標準ズームと望遠ズームのWズームキットを購入された方でも、実際に「とっかえひっかえ」しながら撮っている人って案外少ないんじゃないかな?

 キットレンズの望遠側が300mmだとフルフレーム換算450mm相当(APS-Cの場合)になり、これを上手く使えば運動会などでは実に迫力ある写真をものにすることが出来る訳なのだが、手振れ補正機構(ニコンの場合VR)を過信して手持ちで撮った結果がブレブレもしくはピンボケと悲惨な結果になり、望遠ズームはお蔵入りと云うケースもあるんじゃないかと郷秋<Gauche>は余計な心配をしてしまうのだが、どうだろうか。

 話が横道に逸れたけれど、実はレンズ交換機能を有効に活用していない、あるいは出来ていないユーザーが少なくないのではないかと云う予想に立てば、APS-Cコンパクトもあながち勝算が無い訳では無いのではないか(くどい云い回しだ)、レンズ交換なしで被写体とじっくり向き合えるAPS-Cコンパクトは、それがニコン製であるならばなおさら、結構郷秋<Gauche>好みのカメラであったりするのではないかとも思ったりもするのである。

 果たして二週間後にそんなカメラが発表されるのかどうか、楽しみに待つとするか。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、竣工間際の歌舞伎座。今日の神奈川新聞に「歌舞伎座の竣工式が行われた」と云う記事を見つけたのだ。そう云えば今月9日にその前を通ったぞ、証拠写真を撮ったぞと思って探したら確かにあった。2010年に閉館した先代と外観が同じとの事ですか、そうですか?

blog:恩田の森Now
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