歯磨き剤のフッ素

最近の歯磨き剤はほとんどフッ素配合がされていることはご存じと思います。当院でも、比較的低年齢児から家庭でも使えるフッ素を使用するように勧めています。特に低年齢児では、発泡剤、研磨剤などが含まれていないジェル状または泡状の家庭で使える製品をお勧めしています。3歳ほどになってうがいができるようになり、歯磨き時間も長めにさせてくれる年齢になったら、歯磨き剤＋フッ素ジェルの併用をお話します。その場合でも歯磨き剤使用後にあまりうがいをしないのが望ましいのです。最近の日歯広報の広告ページに花王が歯磨き剤の虫歯予防効果について掲載しています。
当院でもフッ素や歯磨きに関する種々データに基づいて予防指導をしていますので、その再確認にはなりますが、まとめると以下のことが述べられています。
まず歯磨きの効果は①歯垢除去　②歯肉マッサージ　③歯磨き剤に含まれるフッ素などの有効成分の送達　です。この中で虫歯予防に最も重要なのが③なんです。また、フッ素入り歯磨き剤を使用しない歯磨きは、虫歯予防効果については科学的根拠が乏しいとされています。
ですから、歯ブラシが届きにくい場所、すなわち虫歯リスクが高い場所に先に意識して歯磨き剤をつけてから磨くのが有効です。この場所は年齢、歯並び噛み合わせなどによっても異なってきますので、当院でも個人差を評価して指導等を行っています。もちろん家庭用フッ素ジェルなどについても同じ考え方で使用していただくと良いと思いますし、基本的に使用後しばらく（当院では15分くらいとお話しています）うがい、飲食などをしないのが理想的です。
仕上げ磨きを頑張るというのは、もちろん悪くはないのですが、フッ素を賢く利用すれば楽になります。
ただし歯肉炎、歯周病はそういうわけにはいきませんので誤解のなきよう。

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1か月

あの大震災から1か月、もちろん復興は長期戦になると思いますが、原発、大きい余震など、震災自体も続いているのが事実ですね。
日本だけでなく例えばアメリカの自動車製造にも影響が出ているなど、魚や野菜などの食品はもちろん、被災地域でいかに色んなものが製造されていたかも、このような事が起こってあらためて実感します。
遠く離れた福岡でも、歯科関係の物品も一部流通が滞っていて、例えば矯正治療で歯に接着するブラケットやチューブがなかなか届きません。当院で使っているメーカーは工場が福島にあって、被災したと聞きました。
話は変わりますが、昨日は大名校区の子ども会育成会の月例会で、終了してから小谷酒店で日本酒を買って帰ろうとショーケースをチェックすると、今まで必ず置いてあった「浦霞」はやはりありませんでした。一昨年秋、歯科医師会の平尾班の旅行で宮城、岩手を訪れたことを思い出しました。私が幹事でしたので、仙台、松島、秋保温泉、塩釜、平泉などまだ鮮明に覚えています。観光も楽しみましたが、水やお米、魚、お酒などの食も充分満喫しました。宮城はお酒が美味しく、その代表が「浦霞」なんです。
復興が進むなかで、また「浦霞」を飲める日が来たら、どんな気持ちで飲むのだろう？





ブラケット、チューブなどを入れるケースです。当院は透明ブラケットが基本ですので、写真で見にくいかも知れませんが、歯の種類によってはブラケット在庫切れが出てます。
被災地域では同業者で犠牲になった人、診療所が被害を受けたところも少なくありませんので、そのような事柄とは比べ物にもなりませんが。

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UKIYO-E

お昼過ぎに、そういえば今日は選挙日だと思いだして、中央区役所へ。外は暖かくなりました。ついでに昼食を済ませて、大濠公園にある市立美術館へ「ハンブルグ浮世絵コレクション展」を観に行きました。隣接した舞鶴公園は多分今日が花見のピークでしょう、賑わっていました。
浮世絵は広重、北斎、歌麿呂、写楽、春信など名だたる絵師の作品や、製作過程の原画や木版なども展示されておりなかなかでした。この季節の花見の宴を題材にしたものも意外とあったんですね。それほど長い時間ではなかったと思いますが、時々はこのような静かな時間が持てると、リフレッシュされます。並行して博物館では北斎展も催されていますので、近日中に訪れたいと思っています。









美術館入口のしだれ桜。





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新年度

新年度になり、子どもたちの新学期も始まりました。昨日土曜日、仕事を終えて午後8時頃帰宅してみると、今日は一日中部屋の掃除と片付けだったそうです。新中学生、新高校生になって、持ち物、教科書＆ノート、服装なども変わりますので、この時期にやるのは必然でしょう。
実はまだ大掃除の途中で夕食をつくる余裕もなかったそう。最近多いのですが、頑張った家内のリクエストで、焼き鳥系を食べたいということで外食です。
行きつけの「赤兵衛」に行く途中で、比較的最近開店した「炭旬」という炭火焼き鳥のお店にふらっと入ってしまいました。
店内は狭いのですが結果はビンゴで、味ボリュームともOKで安い。生ビールの後に日本酒を飲みたいと思ってメニューを見ると、レア物の静岡の「磯自慢」が置いてあったので早速オーダー。個人のお店ではこんな場所でこんな風にはできないよな～と思ったんですが、実はワタミ系列でした。「赤兵衛」、「家康」危うし。
ワタミ系は久しく利用していませんでした。値段の割には程々いいな～くらいの印象でしたが、進化しているんでしょうね。見直しました。まだお店の人が不慣れなようですがリピートしたいお店ではあります。








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通勤途中の桜

通常職場までは自転車で通勤していますが、通勤路の途中、警固小学校の体育館裏に何本か桜の木があります。今年も１０日ほど前からでしょうか、開花が始まってあっという間に満開。そろそろ散り始めのようです。
毎日通りますのでそのうち写真を、と思っていましたが、今朝やっと撮れました。
週間天気予報でも、もう寒の戻りはないようで、春ですね。やっと衣替えできそうです。











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入学

昨日は長男の、今日は次男の入学式で、ダブル卒業ダブル入学です。昨日は休診日でもありましたので、私が長男の入学式に出席しました。
何とか公立に入学してくれ、授業料も無料で、通学も徒歩圏内ですので、親孝行といえばそうですね。それぞれ新しい環境が待ってはいると思いますが、家族としては大きくは変化なしというところです。
公立高校というのは、昔も今もあまり変わらないのでしょうか、私も公立高校でしたので、何だか懐かしい雰囲気を感じました。入学式の後に、各クラスで、保護者も一緒のホームルームがありました。窓の外を見ると、今年はちょうど桜が満開でした。
長男はその後、同じ中学の友人＆保護者で昼食会、それから友人のN君、M君と一緒に育った保育園へ入学報告へ行ったようです。現役園児と一緒に遊んでから、保育士の先生に今度はお祝いに夕食をごちそうになったそうです。

長男は外出していましたので、夕食は次男のプレ入学お祝いで外食に出かけました。近所ですが久しぶりの「月まる海」へ。
ここは相変わらず魚系がうまくて安い。オーダー人気ナンバーワンはうにチャーハンだそうで、これは次男の定番でもあります。早速頼んでいました。











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同窓会

年度替わりのこの時期、同窓会なるものも行われる時期なのでしょうか。次男が保育園を卒園したのが６年前で、中学入学という区切りで保育園の同窓会が催されました。保育園というと０歳児から預けることができますし、通常規模ですと２０人位の１クラスが多いですから、子どもも保護者も関係が深くなります。担任のT先生は今でも同じ保育園に勤務されており、私も歯科健診に年３回行っていますので、久しぶりという感じはしません。このクラスはまとめ役のキーパーソンが数名いることもあって、卒園後もほぼ毎年同窓会を開いていましたが、子どもが高学年になるに従って何かと他に時間が取られて、私自身は久しぶりの参加でした。
子どもたちは小学校高学年を経て、皆、成長したな～とびっくりでした。特に女子は背が伸びる時期ですので、小柄なT先生よりも高くなっている子もいました。また、保護者と言えばそれなりに時間は経っていますが、皆変わらないな～と思いました。
このT先生、実は保育士なりたての頃、我が家の長男の担任を２年間していただいた人でもあります。同じ中学に通った保育園時代のクラスメート、N君とM君も我が家の長男と３人で特別に参加させてもらいました。さすがに高校入学位になると、男子は背が伸びておじさんになりますので、T先生もびっくりだったようです。　また何かの機会に会いたい子どもたちそして保護者の方々でした。




写真を撮るよ～と言っても、なかなかまとまらないクラスメート。





お母さんグループ。福岡の大地震の時の卒園から６年。正直、皆さん変わってませんよね。





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Answer

当院関係のブログは、この院長ブログとスタッフブログがあります。HPからもジャンプできますが、それぞれ好きなことをアップしていて、院内ニュースなどがほとんどないのが当院のキャラかも知れません。
月初めの金曜日、レセプト発行と言って、前月のカルテをまとめて診療報酬の請求業務を皆でしました。最近は電子化されていて以前ほど手間や時間はかかりませんが、2時間ほど診療を休んで行います。コンピュータが来院患者さんの数なども自動的に集計してくれますので、月ごとの様子がわかります。最近は定期健診で来院される患者さんも確実に増えており、「治療よりも予防を」というコンセプトの当院としては嬉しい気持ちです。
受付のMさんと歯科衛生士のKさんは新人で採用しましたので、まだ経験は1年に満たないのですが、ずいぶん成長しました。私が手取り足とり教えたわけではありませんので、いろいろ分かっている先輩のTさん、そして患者さんのおかげです。私も少しは進化したとは思いますが、スタッフは良く成長しましたし、今後も成長し続けるでしょう。私はそれを細々言わずにサポートできる立場であれば理想的なのですが。
患者さんの予約の調整や、来院時の対応、待っている子どもと遊んであげる、患者さん治療時の介助や処置時の声かけ、歯磨き指導など明るく優しく、一所懸命できていると思います。矯正治療時のワイヤーを付ける技術も、最初は私が教えたはずなのですが、いつの間にか私よりはるかに上手になったりしている。
医院というのは一応顔としての院長の存在もあるでしょうが、本当にスタッフの元気、楽しさ、優しさなどの集合ですし、患者さんや保護者の方とのコミュニケーションがつくる雰囲気ではないかなと、今更ながら再確認しています。
先日のスタッフブログへのANSWERとして。

ここ数日の陽気で、桜がどんどん開花してきました。来週の子どもたちの入学式は桜の中かな。




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校医になりました

金曜は福岡市歯科医師会の平尾班の会が食事会を兼ねて開かれました。近隣で開業している歯科医師で、毎回食事をしながら情報交換などもできる会です。年度初めの今回は、新年度の学校歯科健診の診査内容や診査基準などの打ち合わせを行いました。
学校歯科健診では基本的に虫歯の診査は重要ですが、歯並びかみ合わせ、顎関節の異常の有無、歯肉炎の診査なども、大人になってから苦労しないように成長発育期でのチェックが重要ですね。健診の段階ですぐに治療が必要でなくても、初期段階でのスクリーニングも予防という観点では、同じく有意義と思います。
今年度から当院の近くにある平尾小学校の校医になりました。平尾小学校は１０００人弱の児童がいるため校医は2名で、もう一人の校医H先生も今年からです。学校も私たちも限られた時間しかとれませんが、話し合って何かできることはないか試行錯誤したいと考えています。5月に予定されている歯科健診では、当院の患者さんにも多く会えるでしょう。単純に何だか楽しみです。
ちなみに、食事会場の寿司＆料亭の「やま中」、以前行ったことはあって、有名料亭で良くある、「雰囲気いいけど普通」という印象でした。でも今回は違いました。なかなかでしたよ。不景気の昨今、企業努力をされたのかも知れませんね。これでしたら接待にも使えると思いました。やま中と言えばもつ鍋で有名なお店もありますので、お間違え無きよう。

 


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