ムーシールドにプラス

少し前のブログに登場していますが、乳歯の時期の反対咬合の治療経過です。








前歯だけではなく、右側奥歯部分も逆に噛んでおり、下顎の咬み合わせも右側にズレており、この時期の治療が望ましい患者さんです。
乳歯の時期はファーストチョイスはムーシールドというマウスピース状の装置ですが、このような若干重症例では治癒しにくいことが予測されます。
６か月使用してもらいましたがあまり改善は認められませんでした。
そこで次の一手。上の歯並びに固定型の拡大装置を装着し、就寝時は今まで同様ムーシールドを併用してもらいました。





１か月後、明らかな改善が見られました。





まだ治癒途中で咬み合わせがやや不安定ですが、さらに１か月ごとに１、２回調整すれば顎のズレも改善するかと思われます。
適切な次の一手でした。





ふたつき子ども歯科　http://www3.coara.or.jp/~futam