勉強づく

歯科医師会に入会しているメリットのひとつとして、色んな講演会が企画されていて基本無料で参加できるということです。
昨日は福岡市歯科医師会の医事処理委員会主催の講演会に参加しました。
「外来手術におけるトラブル防止法」というタイトルで九州中央病院の歯科口腔外科部長、堀之内先生のお話でした。堀之内先生は同じ高校、大学の出身と言うこと、当院から九州中央病院は遠くないということもあって、日頃からお世話になっています。
口腔外科的処置や歯・顔面部の外傷の対応については本当にエクスパートで、周辺の開業歯科医師が頼りにしている存在です。しっかり２次、３次病院的役割を果たしていると思います。
歯科処置全般ががある種の外科的処置ともいわれ、使用器材薬剤の使用については留意事項が多いのが現実です。外来手術、ということで親知らずの抜歯を中心に説明いただき、抜歯後の痛み腫れや麻痺などを回避する手技についても、なるほど～という内容でした。当院は小児歯科ですから親知らずの抜歯はありませんが、矯正治療のための永久歯抜歯や埋まった過剰歯の抜歯はありますので、大いに参考になりました。
また、小児は不意の動きなどもありますので日頃から処置時の留意はしているのですが、再確認する機会にもなりました。
勉強嫌いな割には、ここのところ勉強づいている自分です。この気分がもう少し続くといいのですが・・・・。









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