福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

反対咬合治療の選択肢

2024-05-31 | 歯並び、矯正の話

歯並びかみ合わせの問題は、まずは噛み合わせ改善が優先され、これは繰り返し述べていると思います。
反対咬合の改善では、上の前歯の前方移動が主ですが、プレオルソでは上の前歯を前方、下の前歯を後方、そして下顎を後方に誘導することを同時に行えます。
取り外せる装置なので、使用が良好であれば、数か月で治癒するのが普通です。



途中装置調整が不要なので、お互いに楽です。ただし、使用不良だと当然ですが治癒しません。
プレオルソは、使えそうかどうかを慎重にチェックしてスタートしますが、まれに予測に反して使用不良の患者さんがいます。
そのような場合、昔から使用されてきたいわゆるクラシックな装置を選択します。
上の歯並びに固定して前歯を前方に移動する装置で、慣れるまで数日はかかりますが、後は1か月間隔の調整で、数か月で治癒します。
さらに年齢が上がり、反対咬合に前歯のデコボコ等も伴う場合、ブラケットを付けるワイヤ矯正が選択肢になります。



ふたつき子ども歯科  http://fc-dental.jp.net

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 木漏れ日の中で | トップ | 午後7時の飛行機雲 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿