福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

歯並び噛み合わせ治療のタイミング その2

2018-07-25 | 歯並び、矯正の話

ひとつ前のブログと同様な噛み合わせの問題の患者さんです。





出っ歯系は前から見てもあまり目立ちませんが、横から見たり、実際患者さんを見ると、お口ポカン系で上の前歯の出っ張りが目立つというのはあります。
この患者さん、向かって右側の側切歯のサイズが小さいので、上の歯並びがずれて上下真ん中が一致していません。







噛み合わせ深めのため、下の前歯で突き上げられて、上の前歯のバラケがあります。

この患者さんは、すべて永久歯に生え変わった直後くらいです。
マウスピースのプレオルソタイプIをスタートして最初のチェック、1か月半後が以下です。










使用状況良好で、かみ合わせが浅く変化した分、上の前歯の前傾は改善しつつあり、バラケも良くなってきています。
平均的には使用2か月ほどで若干の改善傾向がみられますので、この患者さんも経過良好と言えます。
プレオルソはお口ポカンの改善効果も期待できますし、口唇の締りが出っ歯系の再発防止に効果的です。
ラグビーをしているそうで、出っ歯系の場合には上の前歯の外傷が多いので、その面からも噛み合わせ改善の意味は大きいと言えます。




ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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