福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

反対咬合系の歯並びかみ合わせ治療

2023-08-05 | 歯並び、矯正の話

反対咬合系の女子の患者さんで、下顎成長が落ち着く10代半ばまで経過観察していました。



上下の歯並びのガタガタは重症でなく、嚙み合わせ良好であれば、歯並び改善はイージーケースです。
かみ合わせ的に下顎が前方かつ右側のズレ、上の歯並びの向かって右側へのズレがあって、上下真ん中の不一致があります。





左右とも下顎前方ですが、程度の左右差があります。
上顎小さめなので、歯並び改善すると、上の前歯は前方傾斜傾向が出て来ます。
抜歯をしないで上下真ん中を一致させることは難しいでしょうし、上の前歯の前傾度が、抜歯せずに口唇との調和など許容範囲に収まるか、というところがポイントです。
また、理論的には上下歯並びを良くすれば反対咬合になりますので、3次元的にどのようにカモフラージュして、前歯の噛み合わせをほぼ正常にするかも工夫が必要です。
仕上がりの理想的には、抜歯矯正が無難ですが、とりあえず非抜歯でスタートとしました。



ふたつき子ども歯科  http://fc-dental.jp.net 

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