今日は休診日でしたが、近隣の学校の中高年の歯科健診がスケジュールされていました。
スタッフのIさんに記録係をお願いして、午前、一緒に出かけました。
他の歯科医院からも参加していて、私たちは100名弱ほど健診しました。
検診項目の一つに、顎関節の異常の有無のチェックがあります。
今回、顎の開閉口運動の視診のみでなく、痛みや関節部の雑音などの既往や自覚症状がないか、各自に問診してみました。
神奈川県歯科医師会のH Pより引用の図です。
日常生活に影響がある状況になれば、歯科医院受診をお勧めします。
中高生の発育期の生徒が対象でしたが、雑音がするとか痛みの既往があったという例は珍しくありませんでした。
おかげで、私たちのグループは健診のペースが遅かったようです。
因みに、明らかな症状が出た場合、発現要因になるような日常パターンを歯科医の指示に従って改善することで、3カ月くらいで改善する例が多いようです。
改善が思わしくない場合、専門医(顎関節学会)のいる医院や機関への紹介が望ましいと言われています。
専門医が少ないのですが、福岡という地域がら、大学病院のみでなく開業医でも紹介できるところがあるのは心強いですね。
ふたつき子ども歯科 http://fc-dental.jp.net