シリーズ第3弾です。
予防歯科と言っても、カリオロジーに基づいた虫歯予防にフォーカスしています。
Q:キシリトールはう蝕予防にとても効果がある?
A:う蝕の原因とならない糖であるが、う蝕予防効果は証明されていない。
キシリトールガムはロッテから発売されている製品がポピュラーですね。
韓国ルーツの企業なので、BTSの登場も頷けますね。
キシリトールガムの場合、唾液の作用もあって、1日5回噛めば虫歯予防効果があるという論文はあります。
1日5回は現実的ではないですね。
ちなみに、キシリトールタブレットでは予防効果は期待できません。
通常のタブレットやガムと比べて、虫歯の原因にならないという程度の理解が良いと思います。
低年齢でキシリトールタブレットとか与えると、早めに甘いものを覚え、結果通常のお菓子も多くなりやすいとも言われます。
Q:あまり砂糖を摂らない日本人はう蝕が少ない?
A:日本人は砂糖を摂らないのにう蝕が多い。
これは平成終わりころまでの話で、現在では日本でも(虫歯予防)先進国並みに虫歯は減少してきました。
砂糖消費が少ないのに虫歯が多かったのは、フッ化物(フッ素入り歯磨き、歯科医院でのフッ素塗布)の応用が遅れていたからです。
ふたつき子ども歯科 http://fc-dental.jp.net