福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

新製品いろいろ

2011-06-13 | できごと

昨日のデンタルショーでの収穫。
歯科用の椅子、デンタルチェアーの新製品などもあって、最近どんどん進化しているんだろうな~と思っていくつかの機種をチェックしたのですが、基本的には私が開院した5年前くらいとはあまり変わっていず、ちょっと安心しました。ただし、歯を削ったり、クリーニングをする機械に付属した照明がLEDに変わりつつありますね。これは部分的に交換できますので、明るさや寿命を考えるとバージョンアップも要検討です。
あと、低年齢児の初期虫歯の治療に重宝するグラスアイオノマーセメントという材料があるのですが、現在使用のものより総合的には優れているものを見つけましたので、新規購入して使用を試すことにしました。
このグラスアイオノマーセメント、微量のフッ素も持続的に出て、色んな用途に使えるものです。ところが、初期虫歯の進行抑制も兼ねたコーティング材として使うという発想は今まであまりなかったようですが、最近製品パンフレットなどを見ると、やっとそのような発想が出てきていることを感じます。
特に低年齢児の治療には患者さん側にとっても無理のない処置ができますので、ぜひ業界で一般化してほしいものです。
あと、最近はコマーシャルでもありますが、歯周病に対する乳酸菌の効果です。タブレット状にした製品が新発売されていますので、研究論文を当院に送ってもらうようにしました。
そして、乳歯が抜けた時に入れる容器。日本では地面や屋根に投げるというのが一般的でしたが、最近は西洋にならって容器に入れて保存するという患者さんもいらっしゃいます。我が家の息子たちも、壺状の容器に入れて保存しています。
会場で見かけた容器はそれぞれ決まった場所に入れておくというタイプのもの。患者さん側からのニーズがあれば当院でも取り扱っても良いかと思います。
その他いくつか購入やリニューアルを考えねばならない事柄がありますが、予算との相談ですね。








ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam/
                           http://www.futatsuki-dental.com/




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