先週は、地域の中学校の歯科健診に出かけました。
3年生2クラスと、1年生1クラスの生徒たちを検診しましたので、100名ともう少し位の人数だったでしょうか。春休み期間位に当院に定期健診で来院して健診や予防をした患者さん、当院で矯正治療の患者さんも数名いました。彼らに共通するのは、お口の中が綺麗ですっきりしていること。これは当院の自慢ではなく、中学生になっても年数回定期的に健診や予防に訪れるという、家族と本人のモチベーションの高さが基本にあるだろうと思います。
検診の結果は例年とほぼ同じの印象なのですが、傾向・問題点と対策を書きます。
虫歯については概して少なくなっているのですが、一部虫歯が多発している生徒がいます。
どちらかと言えば、歯磨きが悪く歯垢が多くて、歯茎の腫れ、すなわち歯肉炎や歯石がみられる生徒は少なくありませんでした。このままだと成人型の歯周病に早く移行してしまうだろうとも思われますが、その前に今から大人になるまでの間に一番奥歯すなわち第2大臼歯の虫歯、そして前歯奥歯問わず歯間の虫歯が発生する心配もあります。今の大人世代にはそのような人はいっぱいいますので。
また、歯並びかみ合わせや、永久歯の生えかわりに問題があって放置されていると思われる生徒もほどほど見られました。そのまま放置しておくと大人になって困ったことが起こって来そうです。
この時期になると保護者の方が仕上げ磨きや、お子さんの口の中をチェックする機会もなくなりますので、子どもたち自身がある程度以上、自分の歯について関心をキープする必要があります。そうでないと小学校位までは結構良い状態だったのが、大人になった頃には台無しということにもなりかねません。
保護者の方には、子どもさんだけでもOKですので、歯科への定期的な受診をすすめることです。
第2大臼歯のかみ合わせ部分の虫歯予防はシーラントで簡単に予防可能ですし、定期的な歯みがき指導、クリーニング、フッ素塗布などで虫歯・歯周病リスクが下がって歯も歯茎もよい状態を保てます。
私たち歯科側が行う部分も重要ですが、このような定期健診によって患者さん側の関心と自力がついてくることがそれ以上に重要ではないかと考えています。
ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam/
http://www.futatsuki-dental.com/
3年生2クラスと、1年生1クラスの生徒たちを検診しましたので、100名ともう少し位の人数だったでしょうか。春休み期間位に当院に定期健診で来院して健診や予防をした患者さん、当院で矯正治療の患者さんも数名いました。彼らに共通するのは、お口の中が綺麗ですっきりしていること。これは当院の自慢ではなく、中学生になっても年数回定期的に健診や予防に訪れるという、家族と本人のモチベーションの高さが基本にあるだろうと思います。
検診の結果は例年とほぼ同じの印象なのですが、傾向・問題点と対策を書きます。
虫歯については概して少なくなっているのですが、一部虫歯が多発している生徒がいます。
どちらかと言えば、歯磨きが悪く歯垢が多くて、歯茎の腫れ、すなわち歯肉炎や歯石がみられる生徒は少なくありませんでした。このままだと成人型の歯周病に早く移行してしまうだろうとも思われますが、その前に今から大人になるまでの間に一番奥歯すなわち第2大臼歯の虫歯、そして前歯奥歯問わず歯間の虫歯が発生する心配もあります。今の大人世代にはそのような人はいっぱいいますので。
また、歯並びかみ合わせや、永久歯の生えかわりに問題があって放置されていると思われる生徒もほどほど見られました。そのまま放置しておくと大人になって困ったことが起こって来そうです。
この時期になると保護者の方が仕上げ磨きや、お子さんの口の中をチェックする機会もなくなりますので、子どもたち自身がある程度以上、自分の歯について関心をキープする必要があります。そうでないと小学校位までは結構良い状態だったのが、大人になった頃には台無しということにもなりかねません。
保護者の方には、子どもさんだけでもOKですので、歯科への定期的な受診をすすめることです。
第2大臼歯のかみ合わせ部分の虫歯予防はシーラントで簡単に予防可能ですし、定期的な歯みがき指導、クリーニング、フッ素塗布などで虫歯・歯周病リスクが下がって歯も歯茎もよい状態を保てます。
私たち歯科側が行う部分も重要ですが、このような定期健診によって患者さん側の関心と自力がついてくることがそれ以上に重要ではないかと考えています。
ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam/
http://www.futatsuki-dental.com/