福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

オーストラリアからの電話

2007-05-16 | 歯のけが
昨日のJICAの話に続き、国際的な話です。
外国の子ども、国際結婚の子ども、外国に住んでいて日本に帰国した時に予防や治療を受ける子どもなど、最近はわざわざ国際化などと言わずとも、当院の患者さん世代の子ども達は自然にそうなっているようです。
国際化時代だからこそ英語英語と早期外国語教育より、まず日本のことを知り正しい日本語と日本文化を知りましょうというのが私の意見ではあります。英語を否定する訳ではなく、順番があるということです。英語は大人になっても必然的な環境があればすぐしゃべれますよ、という私自身の経験もあります。
昨日、診療中にある患者さんの保護者の方から歯の外傷で電話があったようで、スタッフから「普段オーストラリアに住んでいる患者さんで、帰国した時に健診をした患者さんから相談の電話がありました。」ということでしたので、「どこから電話してきているの?」と尋ねたところ、「オーストラリアからです、○△…で心配されており、また○時位に再度お電話あります」との答え。一瞬「おーっ!」と思いつつ、今の時代特別でもないかもと思いました。
その後電話を受け、外傷の状況をお聞きしてアドバイスしました。幸いに外傷の程度は軽そうで、現地で特に治療を受ける必要はなさそうです。外国で病気や事故に遭ったときは、言葉の問題、医療費、システムの違いなど心細かったり困惑することが多いのは良く分かります。保護者の方にとっては、外傷事故はショックだったとは思いますが、当院を頼って相談を頂いたのは有難く思いました。
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