奇特な友人現る!
ワタクシのチェロを聴きたいとおっしゃる大層物好きなお2人。
彼女達にチェロを披露しました。
高3のクラスメートです。
といっても卒業以来ごく最近まで個人的なお付き合いはゼロ。
亡き友のことで集まるうち、音楽の話題から私とチェロに関心を持たれたようで…
その後、2、3度3人で会いました。
一人は声楽が趣味で、夏に発表会での熱唱を聴き、その美声に驚きました。
(トスティのセレナータ)
もう一人はピアノとクラシック音楽鑑賞が趣味。
たまたまチェロも昔から好きだそうで、何でも本当によくご存知。
お2人ともステージ経験も豊富なのです。
にわか仕込みのクラシックやチェロとは、年季が何十年も違います。
立派な優等生だったご両人に関しては、中学当時から輝かしい活躍を仰ぎ見た印象が残っています。
一方、その逆はですね。
一人は、別に思い出はなし、ですと。
もう一人は、キャンプファイアーでタイマツ持ってころんで火達磨になるかと思ったこと。
「なんじゃ、それ?」でしょ。
確かにその手の失敗は多い生徒でしたが。
チェロ持ったまま、コケんなよ、ですね。
長い長いブランクがあっても、6年間の同窓だと一気に10代に戻ったみたいな気安さ。
お互い、親の顔まで知ってるもんね。
で、何の緊張もなく、聴いてもらえる幸せを感じながら弾けました。
普段以上の力が発揮できたくらい。
な、なんと、調弦の5度重音の段階で、いい音!と歓声が。
大きな音でズンズン響いてくるのに驚いたとかで、
「わ~、いい音、いい音」とガダ兄さんにとっては珍しく賞賛の嵐。
楽器も褒めてやると、いい音を出してくれるのかも。
ブザー音と責めるのはやめよう。グレたら困る。
やっぱり、選曲に<技あり>でしたね。
先日の若い友人と同じく、We're All Alone のチェロバージョンは大受け。
今回は、溝口さんではなくワタクシにもかかわらずです。
ピアノはいつもの音源を使いました。
歌いたくなった人、ピアノ弾きたくなった人、楽譜のリクエスト。
他のクラシック名曲は「難しいのに大変やねぇ~」てな感じ。
溝口CDも聴いてもらったのですが、しきりにやっぱり生はいいと、生にこだわるお2人。
「もっと表情をつけるようにしてね。」と言われましたが、演奏の格差より生の音に注目だったのは意外でした。
(気を使ってくれてるのかな)
早速、いくつかチェロコンサートへご一緒することになりました。
チェロという楽器に興味を持ってくれてありがとう!
万年ビギナーに希望を与えてくれてありがとう!
古くて新しい友、そして天国の亡き友に感謝です。
お友だちの印象の中にもくっきり「タイマツ×→チェロ○」と焼きついたことでしょう!
生まれ育ったエリアで生活できていらっしゃるし,再会の喜びが,楽しみを新鮮に分かち合える付き合いに素直につながって,楽しいですねー.
それにしても,↓大変でしたね.
> タイマツ持ってころんで
熱かったり痛かったりはなかったのですか?大丈夫でした?
でもでもいつもの文面を読んでいると,フルフルハウスさんは,しっとりした優秀なお嬢さんだったのでは?としか思えません.^^
わたしはみえはりですわ、チェロ何年くらいやってるの?と聞かれるたんびに、その年数が短くなっていきまする。
クラシック通のお友達の評価も嬉しいですね。
そばで聴いてくれる人がいるってうらやましいー。
褒めてくれるとなお嬉しいー。
弾き甲斐がありますよね。
私みたいな、初心者の音でもですよ~。
私が男性だったら、聴く人は、だったりして。
yoshiさん、いいなあ。タイマツ並にハートに点火できますよ
前にも書いてますように、自分の音=ヒトサマには騒音か?みたいな思いもあったので、とっても有難い体験でした。
成長期は、なんかバランス悪くて。。。
スキーの授業(六甲山)で、リフトに宙吊り、大木に激突、泥沼に突っ込む、とかもありました。
こちらの恐怖の方が強烈で、タイマツは無傷だったのであまり憶えてないのです。
どうころんでも?しっとりとした優秀なお嬢さんではありませんでしたよ。
ものすごくボーっとしていました。
おいおい・・・
火達磨なってたら今ごろあの世でチェロですよ
>見得はらない方とお見受けしましたぞ。
バカ正直なだけ。
たまには、人前で弾くのも大切なことですね。
音コン主婦部門の優勝候補ももさんなら、聴き手のハートをワシヅカミですよ。
それにしても、難曲ばかりの最強レッスンですねぇ。
隠れファンやめられまへん