熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

アンサンブルレッスン2

2007年03月05日 | チェロレッスン
春の陽気の日曜日。
“安さん”を背負って到着すると暑いくらい。
ペグもゆるんでいなくて調弦は楽々。いい子だ。

「フルメンバーで弾いたら超カンドーしますよ~!!!」
と前々から先生もとても楽しみにしていらした。

ところが名人Vc1様は家庭の事情で休日の参加は無理になり、
ワタシは左腕が心配なので、ほぼ見学にさせていただいた。

前回欠席だったオッシャレーなボーイと初顔合わせ。
主に、中、低音部、若いお三方のレッスンになった。
「弦セレ」ばかり延々3時間!ハイドンまで至らず。

もう、バラッ、バラッ!
先生の顔も引きつって。。。

たまに、ワタシも入って弾いたら一層バラッ、バラッ。
(全然、練習してませんからね)
お隣の名人にパワーをもらっていた前回と比べたら、もう何がなんだかわからない。
皆でハズせば怖くない状態。
名人が不在だと、こんなに無残だったとは。
超迷脇役達で主役がかわいそう過ぎます。

ワタシが参加した後に、「フルフルハウスさんに負けない音を出してください。」と先生が言われ、ビックリ仰天。
最高齢で左肘も悪いのに一番パワフルだったらしい。

後で聞いて納得でしたが、年齢は関係ないですね。
練習量ですね。

な、なんと御多忙な皆さんの練習は週に一日くらいだそう。
楽器事情も問題ありで、練習しにくい状況だったりして。
でも発表会は刻々と迫っているのです。

そこはラテン系で陽気で楽しい皆さん。
ケセラセラで発表会に臨むことでしょう。

去年から、ハラハラドキドキしていたワタシはいったい。。。
彼、彼女達と一緒だと、発表会でアガるなんて考えられなくなってきましたよ。

チェロ弾きさんの実態は、ブロガーさん達からしか知り得ませんでしたが、まさしく優等生タイプで恐るべき上達ぶりの印象です。
(そういう方を選んで拝見していたのしらん)
実際のチェロ弾きさん、イロイロでした。

さて、終盤、先生に何度もハーモニーをチェックされていくうち、トリオの音がメキメキ揃ってきました。
練習を重ねると、かなり上達が早そう。体力ありそうだし。
ワタシなんぞ、あれだけ練習してこれですから。(ってよくわからないでしょうけど)

時々弾いた3時間でしたが、痛みや腫れがひどくなるようなことはなくホッ。
よ~~~く気をつけながら少し練習を再開してみようかな。

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8 コメント

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憧れの弦セレ♪ (ひみゆ)
2007-03-07 12:03:41
左肘、回復しつつありそうでよかったです~
じつはわたしも、ときどきヤバイときがあります。
それも「決まった曲」の「決まったフレーズ」を練習しているとどうも肘が。。。それだけ力がぬけていない、ただしく押さえていない証拠なんでしょう泣

でも、フルフルハウスさんのブログを以前からずーーーっとファンとして読ませていただいているので、参考にさせてもらい、完全にやばくなる前に休憩して痛いところの回復を待つ、修繕することを学習した私です。
以前先生からも「関節とか気をつけて」といわれ、たしかに無理がきかないお年頃、よくよく気をつけないといけませんね。
山登りと一緒で、途中でやめる、セーブするってなかなか難しいです。。。。

弦セレはすんごい大好きな曲、こんな曲がアンサンブルできて素敵ですね~本番までのブログ、ますます楽しみに読ませてもらいますね。
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ひみゆさん、励みになります! (フルフルハウス)
2007-03-07 21:46:34

ワタシも‘ひみゆさん’愛読していますが、練習量の多さに圧倒されっぱなしでした。
強靭なお体をお持ちだと思っていたら、やはりヤバイこともおありとは。
ワタシの場合、骨細、筋力微量、更年期のくせして、高音部のポジション移動を相変わらず「コンチクショウ!!!」で行っていたようです。
だってフォルテが2個も3個もついてくると、がんばってしまいますよね。
あ、それと速く弾く練習も力が入ってヤバくなります。

「弦セレ」は短縮バージョンですが、CDに合わせて弾いていると胸いっぱいになって、一人ウルウルしたりして

現実の合奏では、ウルウルとはほど遠いドタバタ、アタフタムードです。
本番がものすごく楽しみです。
その前にあと2回集まれるかどうかなんですよ。
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ほんとに助けられたんです (ひみゆ)
2007-03-07 22:44:29
ポジション移動が始まった頃がはじめてのピンチでした。
あまりに「こんちくしょう」って移動してたもんで、左手の指の関節が痛くなり、朝起きるとはれていたりむくんだり。。。というところにフルフルハウスさんのブログを思いだして「あ、すこしセーブしないと駄目ってからだが言ってる。。」と気づきました。
今は指の関節はほとんど大丈夫ですが、それでもあまりに激しく練習してると小指の第一間接がやばくなり、それが練習しすぎの目安です←やばい目安だぁ

「早いところを。。。」というのも実感したばかりです。
今レッスンとは別のカルテット道場で練習しているハイドンのひばりの1楽章のユニゾンの早いところが弾けなくて、練習してると必ず肘の微妙な一点が痛くなります。
これもやばい目安です←更にやばいなぁ。。。

ひばりもCDと弾くと、「弾けたような」気持ちになってとても気持ち良くて、でも一人で弾くと墜落ひばりとなります。悲しいです。
カルテットも、気持ちよいのはわたしだけで、きっとみんなは気持ち悪いと思うとちょっと肩身が狭いです。

本番までにやっぱり何回かあわせたいですよね。
全員揃うのってやっぱりなかなか難しいですよね。
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醍醐味! (syuna)
2007-03-08 10:51:50
臨場感たっぷりのブログ読ませてもらって
笑ったり感心したり共感したり!
ばらっばらっが だんだん合ってくる~
これが アンサンブルの醍醐味ですよね。

進化して行かれるご様子の実況中継
楽しみにしていますよ 
体調整しつつね。

私事ですが息子(最近年2~3回しかさわらない)が
チェロを弾くのを、チェロ友夫婦と聞いた時の
「ギコギコいわへんもんなんやなぁ~」
というチェロ友@夫の発言に エラ~くへこんどります。
こぶしもまわらず 唸りもはいらず ですわね、フツー。
 更年期 へこみ易し 立ち直り難し 

ブログ読ませていただいて 気ぃ取り直しま~す
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ひみゆさん、それはそれは (フルフルハウス)
2007-03-08 17:32:40
お役に立ててうれしいです。
痛みの経路が似ていますね。
最初は両親指、そして小指でした。
朝起きたら、手がこわばって。
指の関節が節くれ立ってきましたよ。
爪も短く切っているし、だんだん色気のない手になってきました。

その次は二の腕の肉離れ。
今度は初めて肘負傷。

鏡で腕の筋を見ながら、少し鳴らして(慣らして)います。

なるべく肌を出している女性チェリストのDVDを集めて、スローモーションで筋肉を観察したいと思っています。
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syunaさん、毎度です! (フルフルハウス)
2007-03-08 17:39:52
>ばらっばらっが だんだん合ってくる~
>これが アンサンブルの醍醐味ですよね。

20代の人たちは練習したら、猛スピードで上手くなりますね。
他のメンバーが腕を上げている間に、ワタシの腕が退化していきます。
せっかく練習したのに、元の木阿弥。
困りますねぇ。
難所は弾きまねで逃げたいと本気で思います。
変な音で乱すより罪は軽いでしょ?

>ブログ読ませていただいて 気ぃ取り直しま~す

そうしていただけると幸いです。
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すごい! (Manbou)
2007-03-12 22:57:05
フルフルハウスさんが一番音のボリュームがあっただなんて、すばらしいっ
やはり練習なのですね。
フルフルハウスさんの練習量、毎日1時間半だなんて、偉すぎです!
チェロ筋も、知らないうちにずいぶんたくましくなってるはず。
こんな時に初期のころの曲を弾くと、「うまくなったわぁ♪」と実感できるのですよね~
私もアンサンブルした~い

ところで、発表会の日っていつでしたっけ?
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Manbouさんも是非! (フルフルハウス)
2007-03-13 22:49:39
>フルフルハウスさんの練習量、毎日1時間半だなんて、偉すぎです!

偉くないよ~!
だって難しくて全然弾けないから、皆さんに迷惑かけると思って。
練習してもマダマダだし、左肘はヤバくなるし困っています。

>チェロ筋も、知らないうちにずいぶんたくましくなってるはず。

たくましくなる前に、青くなって腫れるな!
myチェロ筋!
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