‘地元出身モーツァルト’のコンサートへ行きました。
‘なにわのモーツァルト’キダタローではありません。
(ローカルすぎてわからないって?)
松永貴志君の二十歳のバースデーコンサート。
モーツァルトと同じ誕生日(1月27日:230歳年下)で、10歳で自作の曲でCDを出した神童ぶりは共通している。
ジャズコンサートなんて何年ぶりだろう。
クラシックのコンサートより、あか抜けてオシャレなお客さん多し。
若い人から年配までファンの幅が広いのね。
中年男性はチョイ悪オヤジがあちこちに!
ジャズピアノはビル・エヴァンスくらいか知らないド素人のワタシなのに、想定外にとっても楽しめた。
あまりのテクニックに幻覚かと思ったし、バラードもとっても心地よい。
「神戸」って曲、泣かせます。
最後のセッションも圧巻で、ひゅ~ひゅ~!と客席も大いに沸いた。
ユニークなのが、2部でテレマン(バロック専門のオーケストラ)の有志とコラボ。
蝶ネクタイとタキシードでかしこまった皆さんとのコントラストがユーモラスだった。
でも最後の方のクライマックスで、遂に打楽器系や低音担当の人達が体も表情もジャズっぽくリズミカルに動き始めてほほえましかった。そうでなくっちゃ!
*そんな最中でもチェロの動きをチェックするのに余念がないワタクシ。
15才でプロデビュー、ピチピチの若鮎みたいな、はち切れんばかりのエネルギーを感じた。芯から音楽好きなのが伝わってきた。
(TV出演がありますよ)
帰って、チェロを弾いたら何だかリズム感がよくなったような気がした。
トークもノリノリでほんと若くてピチピチしていました^^即興性がありスイングするジャズの世界、わたしも好きです。体が自然に揺れてくるようです。神戸っていう曲どんなんだろう、聴いてみたいな。
あのインパクトのあるヘアスタイルのオジサンをご存知なので。最近お見かけしませんが。
それから、コンサートの守備範囲も広いのですね。
今回もトリオでしたが、ドラムの人が変わったらしく後ろの人たちがブーブー言ってました。
彼は5分で作曲できるのね。
タイトルもその場、その場の思いつきだって。
ただし、オケ全員の楽譜を書くのが辛かったと言ってました。4分の4拍子とかじゃないから大変なんですって。
報道ステーションのopen mindという曲も演奏されました。番組も好調になってきたので彼の知名度も上がりますね。
rikoさん、いいですよ、こういうのも。
彼のようなリズム感は先天的なものなのでしょうね。ピアノを弾いている途中にタタタっとドラムのところへ行って向かい合わせに同じドラムをたたいたりしていました。すっごくうまいの。
作曲、ピアノ、ドラム、多才です。
又、ジャズのコンサートへ行ってみたいです。