熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

初心者のコンサート

2007年12月26日 | コンサート
とある教室のコンサートへ行きました。
発表会プラス講師陣の演奏。

様々な楽器コースがあるのですが、
初心者(だいたい3年未満)の演奏をこれだけ多く聴く機会も珍しいことです。

強く感じたのは、特にソロの場合、いい音を出すことがいかに大切か。
緊張すると、手や口が震えたりこわばったりで、音が固くなりがち。
音量の大小は、あまり気になりませんでした。
ホールの音響がいいからかな。

選曲の傾向が、レベルを上げて難題に挑戦というタイプが多いようでした。
出るからには、ステップアップでしょう!なのですね。
かつて弦セレで無茶したのを思い出します。

1.きれいな音を出せているのに、難所でドタバタ。
2.いい音は出ないけど、とにかく無理めな曲を完走。
3.きれいな音でやさしい曲を無理なく弾く。
4.習ったばっかりで音も出ないけど、とにかく出る。

こんな分類が出来そうでした。
上達への踏み台、経験値を上げる、演奏会を楽しみたい…
そんな出演者の熱気が伝わってきました。
ちなみに、出演は希望者のみだとか。

1.の方、もう少し楽な曲だったら、もうウットリなのに。
3.タイプは少数派。うらやましく感じました。基礎ができてるんだなぁと。

チェロ以外の方々なんですが、とっても参考になりました。
自分も楽しめて、聴く人も楽しんでもらえたら最高ですね。
特に弦楽器は出だしの音色が印象に残ります。
ガダ兄さんに何とかいい音を出してもらうように、がんばらねば!

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
目標を何にするか (こも)
2007-12-27 22:16:05
弦の場合は音を作らなければならないから大変ですよね。
ピアノは音そのものは一応正しい音程だし。
聴く方は純粋にチェロの音楽として聴くでしょうし・・
難しいのは弾けなくってもいいから良い音色を出せるようにしたいものです。

発表会全体としては皆3で弾くと聴き手も心地良いのでしょうね。
でも出演する方はそれぞれの目的を持っているでしょうし。
私も出るなら3でやりたいけど無いのでホッとしています。

音量というのはソロで弾く場合はその楽器なりの強弱でいいわけですね!
他の人と合わせる時に音量の幅が無いのは悲しい! お仲間にも気を使わせてしまいますし・・泣
返信する
こもさん、ようこそ (フルフルハウス)
2007-12-27 23:33:22
暮れのご多忙中、コメントありがとうです。

>難しいのは弾けなくってもいいから良い音色を出せるようにしたいものです。

私も、同感!
まず易しい曲できれいな音を出せるようにしなくちゃと、人様の演奏を見て痛感しました。

ほとんどの方が曲の難易度を上げるのが目標みたいでした。

ちなみに、ピアノはなかったのです。
弦と管。

管楽器も、同じ種類でもいろんな音色があって、
チェロと同じだと思いました。

こういう音作りの楽器は、同じ曲を毎年発表してもおもしろいかも、と思いました。
どんどん音を良くしていくの。

ピアノと違って、プロも初心者も同じような曲を弾きますものね。
3年目の白鳥と、10年目の白鳥は同じ曲でも全然違うはず。

音量ですが、アンサンブルの時、出しゃばってはいけないパートというのもあるようです。
でも、いつもそればっかりというのも悲しいものがありますね。
益々上手になれば、もっと鳴るようになるのではないでしょうか?
返信する
曲決め。 (まかべ)
2008-01-08 13:49:48
発表会の曲を決めるのは悩ましく難しいですよね。
本当はやはり3、というのが望ましいのでしょうが、
数ヶ月間練習に励めばこのくらいの曲ができるのではないか・・・
・・・・という願望・期待がつい入ってしまいます(笑)。
間に合うように頑張るのが実力をあげることは確かにあるし、
でも結局力不足だったりすると無惨な結果になってしまう。
私も習い始めて1、2年の頃は無理な曲を選んでミジメに散りました(苦笑)。

でも私もひとの発表会に行くのって大好きです。
どんなレベルであろうと、すごく勉強になります。
さて今年の発表会はどの曲を弾こうか・・・
考えているときがいちばん楽しいのかもしれません~。
返信する
まかべさん (フルフルハウス)
2008-01-09 23:39:59
今年もどうぞよろしく

発表会でのプレリュードは大好評だったそうで、やはり練習、努力の結果ですね。
じっくり熟成された曲を聴かれた方は、満足されたことでしょう。

発表会って、同じような曲が多いですよね。
習った曲を発表するとそうなるのでしょうけど。

大人が習っているのですから、もっと主体的に自分のカラーを出した選曲でも楽しいのに、と観客として思いました。
私の行っている教室は、くだけた感じのコンサートです。
チェロはごく一部で、いろんな楽器があります。

先生も、出演にはノータッチ。
勝手に出たい人は出てください、みたいな。

なので逆手に取って、おもしろいことが出来たら、なんて考えています。

まかべさんの発表会は、もっと正統派でチェロばかりですよね。
腕が上がるのは間違いないですね。

今年は、どこかのチェロの発表会を聴きに行きたいです。
情報がないので行けるかどうかわかりませんけど。
返信する

コメントを投稿