熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

チェロ・リサイタル

2008年10月16日 | コンサート


*プログラム*
ベートーヴェン:モーツァルトの「魔笛」の主題による7つの変奏曲
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ op.40
武満徹:オリオン
ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 op.28
アンコール サン=サーンス:白鳥


チェロ ヨハネス・モーザー
ピアノ 若林 顕

神戸女学院小ホール(芸文小ホールです!)

休日出勤続きで睡眠不足。
仕事で、無い知恵を絞ると、夜寝つきが悪いのです。
もの忘れもひどくなり、下手するとこのコンサートも聴き逃すところでした。
ドイツの新星、ヨハネス・モーザー君弱冠29才。

ボケっとしていたので、何を書こうかしらん。

美しい人の、美しい笑みは本当に素晴らしい贈り物です。
それだけで、ときめきを人に与えられるというのは得?徳?です。
一方ブラボーの声にもかかわらず、美しくない演奏家の仏頂面にゲンナリした記憶があります。

コンチェルト以外で、台の上に乗ってのチェロ演奏は初めて見ました。
あの台はホールのものでしょうか。(だったら発表会の時に借りたい!)
ピアノの蓋は、大きく開いていて、ステージの後ろの席にはピアノ目的のお客様。
ファンの方でしょうか。

爽やかな風が、サッと過ぎ去ったような後味。
途中で、やはりうっとり、うとうとしたせいで、体が楽になりました。
チェロの音楽療法です。

今回は何だったっけ?とプログラムを見て、聴いた記憶があるのはベートーベンとブラームスだけ。
確か2年前の団十郎さんのコンサートで最初の曲名。
でも、聴き覚えがないのは、キレイサッパリ忘れているから!?

ショスタコーヴィチとか、プロコフィエフとか混同してよくわからないシロウトです。
ところが、聴いていると古川さんの手の動きが頭の中に浮かんで来ました。
ここで検索したら、ソロコンサートで聴いてましたわ。

オリオンの時は、「これ絶対聴いたことある!」
またまた、演奏風景が浮かぶ。
スマートなドイツ人みたいな青年、確か直樹さんだったかな。
検索したら、団十郎さんでした。惜しい!
今回は、照明を落として宇宙のイメージ。

結構、ヴィジュアルと連動して記憶しているのものですね。

団十郎さんの記録で、ひとつ発見!
ベートーヴェン:モーツァルトの「魔笛」“恋人か女房か”の主題による12つの変奏曲 とあり、今回の7つの変奏曲とは別の曲でした。
キレイサッパリ忘れたのではなかったわけです。
主題とあっても、違う主題だったのです。
やはり変奏曲好きなのですね、ベートーベンて。
それから団十郎さんの盛りだくさんのプログラムにも、改めて驚きました。

何の感想かよくわからないまま、以上です。

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