まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

天からの贈り物 「長屋坂の階段」

2015-02-20 12:51:44 | 日常
平成27年2月19日
「念ずれば花開く」という言葉があります。心に強く思い念じているといろいろな情報が入手でき実現したという経験がありませんか。
私は意外とこのようなことをよく経験します。久住山のことを思っているとテレビの百名山で放映されたとか。宮島のことを勉強していると旅ガイド番組等いろんなところから情報が入ってくる。アンテナを高く広げていると自分の関心のあることはよく目につき、いろいろなことから情報が入り実現するから不思議です。宮島の三ツ丸子山の標識を作りたいと思っておりました。標識の材料は海水に鍛えられた船板が風情があってよいと思い山口に行った帰り大野海岸で流木はないかと探していました。なんとプラスチック製の3段の階段が打ち上げられているではありませんか。これはあの「長屋坂」の取り付き路の段差解消にぴったりだ。まさに天が私に下さった贈り物に相違ないと感じました。「神様、ありがとうございます。大切に使わせていただきます」、15日に長屋坂に行く機会があり梯子も作るつもりで丸太6本、鉄筋、スコップ、ハンマー等の道具を用意して行きました。でも現地に設置しましたがどうも似つかわしくない。派手で安定感がない。工作物ともなれば関係者の承諾も必要なのではと思い取りやめました。
その代り丸太で階段を2段作り登り易くなりました。上部にも滑り止めの段木をつけて安全に登れるようになりました。ついでに用瀬小屋の近くに稲垣先生が整備されたマルチ訓練用のルートも荒れていましたので草刈りや階段の整備をしました。このルートは4ピッチ、100mのマルチが練習できるルートです。核心部の2ピッチ目は5,10aでアルパインの練習にはちょっと手ごわいルートです。上部の2ルートはみやすいけれど落石の多いルートでした。つかめば剥げる。足を乗せて力を入れれば落ちる。浮石十数個も落として上がりました。ために離れたところにおいていたのですが下においていた荷物も被害を受け、ヌンチャク2個使用不能になりました。危険であるが浮石のあるアルパインの特徴を勉強できる、ある意味では最適なルートと思いました。懸垂下降も樹木があり投げれませんからロープを持って降りる工夫がなければなりません。2回目の懸垂下降の回収時にロープが樹木の根元で重なり回収に手間取りました。強引に引っ張って回収しました。その際は落石の危険の有無を確認する必要があります。石に引っかかっているのであれば落石の危険がありますから引っ張れません。今回気が付いたことですがアルパインの方は落石の危険を考えヘルメットを着用されますがフリーの方は被られません。安全とされる長屋坂のクライミングエリアでも練習中に3回落石が発生しました。怪我をしてからでは遅いです。ご注意ください。
(写真は仮置きした階段。実際は取りやめ丸太を2段設置しました)
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