まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

これが春の吉和冠山か 想定外の雪に学んだこと。

2011-04-24 21:46:11 | 日常
平成23年4月23日
山岳会の仲間からNHK登山教室の吉和冠山山行の下見登山の同行を依頼され仲間8人で出かけました。福山の仲間は5時30分に福山を出たそうです。7時過ぎに吉和ICに着き松の木峠から寂地山を往復し吉和冠山に登り潮原温泉に下山する計画でした。それまでは雨でしたが上り始めると雨も止みしばらくすると青空も望めるようになりみな本日の幸運を喜びました。例によて100歩交代で分岐まで27交代で登りました。100歩で標高18M上がる計算ですから平均より緩やかな傾斜の山といえます。標高1200m付近からは積雪がありました。途中雪により折れて道をふさぐ木をノコで取り除く。寺床からは左に下る道があるはず。まだない。1230mには展望の良いピークがあるのにまだない。見過ごしたのか。そのまま登っていると突如広い場所に来た。もうここまで来たのか。いつのまに?。雪のため登山道の踏み跡はありません。すべてが一面の雪景色、冬と変わりません。上るのに夢中で現在地を確認して歩いていなかったので広い地点に来て今どこにいるのかわかりません。テープがたくさんある地点が分岐と思われそこを起点として冠山登山道に方位をあわせ歩きましたが地図の地形は緩やかな平坦な地形なのに谷がある。こんな谷は地図からは読み取れない。どうも自信がないので最初の分岐に引き返す。手前ではないかとピークを越え北に向かう。北が急斜面、東も急斜面の地点に来た。ここではじめている場所がわかった。ここは後冠山だ。先ほどの分岐地点は正しい場所で間違いない。引き返して分岐地点で一息入れ、気分を変えるため昼食にする。それからは地図で再度方向を確認し先ほどの地点をそのまま進行する。一面の雪だから最短距離を進む。先ほどの谷も等高線の間隔は10mだから平に書かれて地図に乗らないこともある。10mの範囲の地形の変化は載らない。パニックの時にはこのことが気がつかない。貴重な体験でした。まっすぐに進めば冠山の登山道に合流するはず。予定どうり南斜面の登山道の踏み跡に出会い一安心。雪のない南斜面には片栗のつぼみもあちこちに見られた。冠山の山頂から展望を楽しみ潮原温泉に下る。北斜面の急坂にはたっぷり雪があったが標高1200mの水場付近からは雪も消えた。下山中に3組の登山者に会った。こちらから登るのがが主流なのかな。クルソン岩を経由して谷川沿いの登山道を潮原温泉に下った。鉄橋を渡ると車の止まった広い舗装道路に着いた。山に感謝の念を込め一礼する。
例年ならこの時期カタクリの花を楽しめるのに今年の春はまだまだ遠いようです。
寒い冬といえば毎年注文する瀬戸田のおいしいみかん「かがやき」、今年は1月、2月と氷点下の日が続いたため全滅で商品になるものがないとのことでした。まことに残念。お気の毒なことです。
  写真は標高1250mの分岐地点の樹林帯、まるで冬景色です。 
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