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平安夢柔話

いらっしゃいませ(^^)
管理人えりかの趣味のページ。歴史・平安文学・旅行記・音楽、日常などについて書いています。

だんなさんの就職

2005-10-08 17:47:54 | えりかの平安な日々 04~09
 私の視力の障害と同じく、これまで公にしていませんでしたが、私のだんなさんも病気を抱えています。でも、きちんと治療をしていれば普通の生活をして生きていけますし、日常生活にもそれほど大きな支障はありません。
 ただ3年前に病気のため、それまで勤めていた医療関係の県立学校の教員を病気療養のために退職しました。そのため、現在住んでいるだんなさんの実家の隣の家(15年ほど前、1階は治療室に2、階は住居にしようとだんなさんが建てた小さな家)に引っ越してきたわけです。鍼灸師の資格を持っているだんなさんは、体の調子の良い時に近所の人たちの治療は少ししていたものの、専ら病気療養に専念していました。

 その結果、最近は体の調子もわりと良くなったため、再び医療関係の私立の専門学校(前に勤めていた学校とは別の学校です)の教員として、就職することになりました。今週から週3日、勤めに行っています。私も昨日、だんなさんと一緒に学校に行ってきたのですが、設備も整っており、何よりも職員の皆様が感じの良い方ばかりで安心しました。生徒さんも人なつっこい方が多いようです。ただ、、教員の3割くらいが大学の医学部教員なのには驚いてしまいましたが…。

 そのようなわけで、これからはだんなさんのお給料が入ってきますので家計の方も助かりますし、何より教師という仕事はやり甲斐があって張り合いができるのではないかと思っています。それに週3日なら体の方も楽ではないかと思います。とにかく体には十分気をつけて無理をせず、頑張って欲しいです。しかし、来年度からは夜間部の授業と、リハビリテーション医学や経営学などの科目がさらに担当になるかもしれないので、あまり無理して欲しくないなと少し心配です。

 ところで白状してしまいますけれど、今までブログに写真つきの記事のUPをしていたのはだんなさんです。写真つきの記事は目を使わなければならないため、私一人ではどうしてもできないのですよね…。
 そして社会科教員の資格も持っているので、ブログの文章の校正をしていたのもだんなさんです。それと同時に字の間違いや文法上のおかしな所などをチェックしてもらっていました。今まで約135記事をUPしていますが、だんなさんにチェックしてもらわないでUPした記事は3記事くらいではないかと思います。ただしだんなさんの得意分野は2~5世紀の日本古代史なので、人物名や細かな歴史事項のチェックは私がやっていました。
 「だんなさんが就職したら記事をチェックしてもらえなくなってしまう。どうしよう…」と思っていたのですが、週3日の勤務ならそれほど負担にはならないようなので、引き続き写真つきの記事のUPと投稿記事の校正役をしてもらえそうです。そのようなわけでだんなさん、これからも苦労をかけるけれどよろしくね。そして、いつもありがとう。
 

近況&最近思うこと

2005-09-26 22:14:58 | えりかの平安な日々 04~09
 タイトルの通り、私の近況と最近思うことを書いてみますね。

1.パソコン絶不調

 23日(土)、私のパソコンが一日中ご機嫌斜めでした。

 午前中は使用中に突然電源が切れてしまいました。内部で温度が上がったせいだったようで、すぐに直りましたけれど…。

 そして夜、私の掲示板「えりかの談話室」を見ていたら突然画面が消えてしまいました。キーボードを押しても何の反応もないので、仕方なく強制リセットをして立ち上げ直しました。すると、なぜかインターネットへの接続もメールの送受信もできなくなってしまっていたのです。こうなると私は対処できませんので、だんなさんに泣きつきました。
 そこでだんなさんがすべての電源を切った後、インターネットにつないである線を全部はずし、何やら点検をしてからつなぎ直してくれました。その結果無事につながったので一安心……。ところがインターネットの不具合は治ったものの、しばらく使用していたら、またまた朝と同じようにパソコンの内部の温度が上がって電源が切れてしまいました。

 幸い、昨日と今日はそのようなこともなく無事に動いていますが、このパソコン、そろそろ買い換えた方がいいかもしれません。それでだんなさんの言葉に従って、来月の末あたりに新しいパソコンを買うことになると思います。現在の私のパソコンは多分、いつ壊れても不思議ではない状態なのでしょうから…。そのため、突然更新と掲示板のレスづけが滞る可能性があります。どうかその時はご了承下さいますよう、よろしくお願いします。


2.本当にあきれます…

 9月12日の日記と同じく政治ネタです。決して自民党をけなしたり、野党をほめているわけではありませんので、「こんな考え方をする人もいるのね。」と思って簡単に読んで頂けますと幸いです。

 今回の衆議院選挙では、本当にたくさんの新人議員が当選しました。その中にはもちろん、苦労をした人、自分の信念をしっかり持っている人、政治というものをしっかり勉強してきた人もたくさんいると思います。
 しかし中には、「この人、議員バッジの重みと責任をどこまでわかっているのかしら?」と首を傾げてしまいたくなるような言動の人もいます。「料亭に行ける」「新幹線は乗り放題」「意外と忙しいのね」というような言動は問題外ですが、「郵政法案についてはこれから勉強します。」という言動もあきれてしまいました。「あなたは小泉さんの郵政民営化法案に賛成して、国会で成立させようとして選挙運動をしてきたのではないのですか?それなのにその法案について、これから勉強するというのですか?」と、思わずつっこみたくなってしまいました。
このような議員を国民の税金で養っていること、そしてこのような議員達が当選したおかげで、たくさんのもっと有能で今必要な議員が多数落選したことを考えると、本当にやり切れません。
 また、誰一人反対意見を言えなくなってしまったという状態がとても怖いなと感じます。いったいこれからこの国の政治はどうなることでしょうか…。難しいことはよくわからない私ですが、テレビで評論家など、色々な人の話を聞いていると、ますます心配になってきます。

 余談ですが、23日朝の報道番組に、塩川元財務大臣がコメンテーターで出演していました。新人議員達の発言集のVTRを見た塩川さんは、『カルチャーセンターか幼稚園と間違えてるとちゃうかな。心配やな。』と言っていました。「その通り」だと思い、思わず笑ってしまいました。

 とにかく新人議員の皆様には、、国家を背負っているのだという責任を自覚し、国民の幸せのために頑張っていただきたいものです。
 

今回の衆議院選挙について

2005-09-12 12:33:10 | えりかの平安な日々 04~09
 最新の更新履歴を見たら、「義経」と「京都旅行」一色に!!
「これではいけない。」と思ったので、本日は日記を書くことにしました。
日記は、8月14日の高校野球の話題以来なのですよね。これでは「月記」ですね(笑)。
 ただ、今から私が書くことに対しては反対意見をお持ちの方もいらっしゃると思います。と言うより、今回の選挙結果から推察すると、この私の考えに反対意見をお持ちの人の方が多いかも?なので、書こうかどうしようか迷ったのですが、やっぱり書いてしまいますね。不快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、このように感じた者もいるんだなと言うくらいに受け取って、どうかご容赦下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 さて、昨日の衆議院議員選挙、私も午前中にすませてきました。私の住んでいる地区は二人の方が立候補していたのですが、私の考えで、「この人がふさわしい。」と思った方に一票を投じてきました。
 びっくりしたのは、投票所がとても混んでいたことです。関心が高いのはいいことですが、逆に世論に流される人が多くなるのではないかと心配になりました。

 結果は与党の圧勝でしたね。これだけ与党が多くなると、良い法案も悪い法案も与党だけの賛成で、すんなりと通ってしまうことになります。そして、その法案が十分審議されないうちに通過してしまうのではないかという懸念もあります。そのようなことを考えると、与党が圧勝してしまったことに関してはとても不安を感じます。

 今回の選挙は、「郵政民営法案」に対して賛成か反対かという国民投票だと小泉総理が言っていましたよね。「郵政民営法案が可決されれば改革が進む。国民の生活も良くなる。」というようなことを小泉総理は言っていました。ほんとうにこの後4年間の日本の政治を任せる選挙で、これだけで良いのでしょうか?…。アジア諸国との摩擦が増え、国内にも多くの問題を抱えていると思われるこの選挙の主題が、果たしてそれだけで良いのでしょうか?何となく不安なのですよね。

私の考えでは、郵政民営化より大切なことがたくさんあると思うのです。年金問題を初め、社会保障の問題、外交問題、自衛隊の派遣問題。更に日本にとって最も大切だと思う憲法改正問題。特に私にとっては、障害者の医療費自己負担増は死活問題です。
 「管理人からのご挨拶」を読んでご存知の方も多いと思いますが、私には視力に障害があります。そのため、多くの同じ障害を持っている私の友人達もそうですが、就職先がありません。たとえあったとしても、給料は一般の方の半分くらいです。今回この「障害者の医療費自己負担増」は衆議院が解散したため廃案になりましたが、この選挙で与党が圧勝したことで再び提出され、おそらく通ってしまうでしょう……。

 このように、今の小泉内閣のやっていることは生活弱者に対して特に負担を強いているような気がしてならないのです。広島六区に立候補した堀江さんが立候補に当たって郵政民営化には賛成だし、小泉政治を支持していますと言うように話していました。
極論かも知れませんが、小泉政権下では大企業優遇と思われるような大型金融融資が行われ、逆に弱い人に対しては更に税を取ろうとするようなサラリーマン増税。こんな事では堀江さんのように強い人たちには、確かにとても良い政治だったように感じます。

 私は、実は今回一票を投じさせていただいた候補者の街頭演説を聴きに行きました。その候補者が言っていたのですが、「改革、改革と言うけれど、変えてはいけないものもたくさんあるのではないか。」とのことでした。本当にその通りだと思います。

 私が障害を持っているからかもしれませんが、これからの小泉総理の独裁的な暴走と日本の将来がとても不安です。

 前にも書きましたが、今回の私の意見に対しては反対意見をお持ちの方がたくさんおられると思います。でも、どうしても言いたかったので書いてしまいました。

 とにかくこのような結果を国民が選択したのですから、選ばれた方は私たちの生活が少しでも良くなるよう、頑張って欲しいものです。そして小泉総理には、弱い人々にも優しい政治をお願いしたいと心から思います。


やっぱり地元を応援してしまいますね…

2005-08-14 15:42:18 | えりかの平安な日々 04~09
 現在、甲子園球場では高校野球の全国大会が行われていますよね。一生懸命プレイをしている高校生たちの姿にはいつも感動してしまいます。

 私は高校野球が好きなので、この時期は特に楽しみです。地元の代表の高校を応援するのはもちろんですが、他の地域にも好きな高校はたくさんあるので、テレビやラジオの中継に夢中になってしまうことも少なくないです。

 さて、今夏の静岡県代表の相川学園静清工業高校、春夏通じて甲子園は初出場です。なので他の地域の皆様にはほとんどなじみがないと思いますが、実はずっと長い間県内の強豪チームでした。優勝候補に挙がったことも何回もありますし、決勝戦にまで進出したことも3回ほどあります。勿論ベスト8の常連校です。そして今年、ようやく県大会で初優勝をしました。二人のタイプの違うピッチャーを中心に、堅い守りと手堅いバント。そしてここぞという時の集中打で、勝ち取った勝利でした。
 しかも、静清工業は私の住んでいる町の隣町に学校があります。卒業生の中には友人もいるので、思い入れもかなりありました。

 その静清工業ですが、8月9日に島根県の江の川高校と対戦し8-4で勝ちました。とても嬉しかったです♪そして、「2回戦はどこと対戦するのかしら。」と思ってトーナメント表をチェックして、ちょっと複雑な気持ちになりました。相手が山口県の宇部商業高校だったからです。

 前の方でも書きましたが、私は他の地域にも応援している高校がいくつかあるのですよね。そして宇部商業もその一つなのです。

 宇部商業で印象深いのは、20年前の決勝戦……、桑田・清原のいた強豪PL学園との一戦です。圧倒的な強さで勝ち上がってきたPL学園に対して、逆転につぐ逆転でかなり苦労して勝ち上がってきた宇部商業がどのような戦いをするか注目していました。結果はPL学園が優勝したのですが、そのPL学園に対して宇部商業が先行したこともあり、「もしかして宇部商業が優勝してしまうかも…。」と一瞬思ったほどでした。とにかくいい試合で感動しました。
 その後も宇部商業はたびたび甲子園に出場し、何度も逆転勝ちやサヨナラ勝ちをして「ミラクル宇部商業」と呼ばれたこともありました。私も、「宇部商業は何かやってくれる。」と期待し、出てくるたびに応援していました。

 しかし最近は目だった活躍がなく、ちょっと残念に思っていたのです。
確か、横浜高校の松坂投手が話題になった7年前の大会に一回戦を突破したのが、甲子園で勝った最後だと思います。
 なので、今年久しぶりに一回戦を突破したときは嬉しくて、NHKのホームページから応援メッセージを送ろうかとも思ったくらいでした。しかし、2回戦で地元と当たってしまうとは……。

 でも、やっぱりこうなった場合には地元を応援してしまう私は、やはり郷土への思い入れが強いのでしょうね。本日行われた第2試合の宇部商業対静清工業の試合は、だんなさんと一緒にずっと静清工業を応援してしまいました。
 結果は0-4で完敗でした。相手の先頭バッターを出してしまうことが多かったこと、逆にこちらは先頭バッターがなかなか出られなかったこと、いい当たりがみんな正面をついてしまったことなどが敗因でしょうか。だんなさんは、「先発ピッチャーを引っ張りすぎだよな。阿野投球では7回の最初から換えるべきなのに、代える時期が少し遅すぎたな…。」と言っていましたが…。

 でも、点差のわりにはとても引きしまったいい試合だったと思います。静清工業のみなさん、胸を張って静岡に帰ってきて下さいね。今まで感動をありがとう!

 そして宇部商業のみなさんには、静清工業の分まで頑張って、決勝まで行って欲しいです。桑田・清原のPL学園と対戦したときのような感動をもう一度見てみたいですね。これからは宇部商業を応援しようと思っている私です。
  

近況

2005-08-08 19:58:03 | えりかの平安な日々 04~09
 5日も更新をさぼってしまいました。

 とにかく暑くて暑くて……。私が子供の頃の夏は、こんなに暑くはなかったと思います。やっぱり地球温暖化の影響なのでしょうか。

 そのため、一昨日は冷たい水を飲みすぎておなかがおかしくなりました。昨日は熱中症のような症状が出てしまい、頭が痛くてたまりませんでした。そして今日も1日暑かったです。

 そんな中、昨日は買い物のついでに夏祭りを少し見てきました。私の住んでいる町は、昨日までの3日間夏祭りをやっていましたので…。お祭りを見に行ったために熱中症になってしまったのかもしれませんね。
 それでお祭りの方ですが……、飾り付けが少なくてがっかりしました。15年くらい前は、もっと飾り付けも多かったのに。
 でも、いつもより多くの人が歩いているのと、通りにたくさんのお店が出ているのを見てお祭りの雰囲気を感じることはできました。おいしそうな焼きそばが売られていたのでつい買ってしまいました。さっぱりした程良い味つけの焼きそばで、とてもおいしかったです♪

 さて、話は変わりますが7月15日に購入した「最後の御大将 平重衡」を1週間前に読み終えました。何しろ読書のスピードがものすごく遅いので…。

 感想ですが、時々あれ?……と思う場面もありましたけれど、全体的にはとても面白かったです。何よりも重衡が正義感の強い、さわやかな人物に描かれていたところが嬉しかったです。悲運の貴公子を描いていながら、全体に流れる雰囲気はとてもすがすがしくさわやかで、好感が持てました。
 そして、重衡生け捕りの裏に隠された真相についての作者の推理も「なるほど……!」という感じがしました。
 そのようなわけで、正室の藤原輔子が無視されていることがつくづく残念に思えてなりませんでした。

 さて、一つの小説を読み終わるとその次に何を読もうか本当に迷います。
 私の周りには、「北条政子」「建礼門院右京大夫」「流離の海」などの源平時代をあつかった小説や、「待賢門院璋子の生涯」「史伝 後鳥羽院」といった専門家の先生が書かれた歴史書などの未読の本がたくさんあります。奈良時代をあつかった「奈良朝の政変劇 皇親たちの悲劇」や、中世ヨーロッパをあつかった「中世を生きる女性たち」といった本もありました。

 そして、迷ったあげく選んだのが「異聞 おくのほそ道(童門冬二)」です。たまには全く違う時代を舞台にした本もいいなと思いまして…。
 題名の通り、松尾芭蕉の著した古典「奥の細道」をもとにした小説です。芭蕉の奥州旅行の陰に、水戸光圀と柳沢吉保が関わっていたという小説です。この時代にはあまり詳しくないので真偽のほどは判断できませんが、物語としてはとても面白いです。かなり夢中になっているので、また更新が遅くなってしまうかもしれませんが…。とにかく続きが楽しみです。

 さて、本日夜7時過ぎに衆議院が解散しましたね。この時期に衆議院を解散して国民の審判を仰ぐのはいいことだと思います。これからの政局の動きを、私もしっかり見ていようと思っています。
 

家庭菜園でとれたトマトはおいしい♪

2005-07-29 18:40:36 | えりかの平安な日々 04~09
 わ~、写真に撮られたので恥ずかしくて、こんなにも赤くなってしまったわ。

 本日の写真は、隣に住むだんなさんの両親の家庭菜園でとれたトマトです。

 このトマト、とってもおいしいのです。最近スーパーで売っているトマトって、おいしくないと思いませんか?何か変に酸っぱいような気がするのですよね。
「昔のトマトはもっと味がまろやかで甘みもあったのになあ。」と、いつも思ってしまいます。

でも、このトマトは昔食べたおいしいトマトと同じ味がするのです。「このトマトでトマトスパゲッティーを作ったらおいしいかも…。」と思うこともありますが、やっぱりそのまま輪切りにして塩をふりかけて食べるのが一番です!!
今日もまた、庭でとれたトマトを食べるのが楽しみなえりかなのでした。
 

「幻想譜」・「最期の御大将 平重衡」

2005-07-15 23:59:59 | えりかの平安な日々 04~09
 今日は買い物のため静岡に行って来ました。

 まず一つ目の買い物場所はCDショップ。4日前に注文してあった東儀秀樹さんの「幻想譜」が入ってきましたという電話があったので、取りに行ってきたというわけです。
 何しろ、私の住んでいる町は駅前にあったCDショップがつぶれてしまったため、静岡まで買いに行くしかなくなってしまったのでした。
 この「幻想譜」というアルバムCDなのですが、京都の風俗博物館でいつも流れているCDだそうです。私はこのことを最近、なぎさんのブログ「晴れのち平安」で知りました。風俗博物館は大好きで京都に行くたびごとに訪れていましたが、そこでいつも流れている雅楽のBGMもとても気になっていました。なのでそれが東儀秀樹さんの「幻想譜」だとわかったので、早速静岡の大きなCDショップに問い合わせてみたのです。
 でも、雅楽のCDは静岡の大きなCDショップにも置いてなかったようで、取り寄せになってしまったわけです。

 そのようなわけで、今日無事に手に入れることができました。精算をすませ、「このCDが手に入ったのはなぎさんのおかげ、感謝感謝…。」と思ったとき携帯電話が鳴っているのに気がつきました。急いで出てみると、何と当のなぎさんからでした。
偶然ってあるのですね♪ なぎさん、久しぶりにお声が聞けて嬉しかったです。どうもありがとう♪

 家に帰って早速聞いてみたのですが、「そうそう、この曲も風俗博物館で流れていたわ♪」という曲ばかりで嬉しかったです。博物館で買った「光の君リカちゃん」と、お香の香りと「幻想譜」があれば気分はもう平安の世界です。何より、家にいて風俗博物館の気分が味わえるのが嬉しいです。

 二つ目の買い物、こちらは「徒然独白 ~手鞠のつぶやき~」の手鞠さんから教えて頂いた「最期の御大将 平重衡(中津文彦 PHP文庫)」という本を捜すことでした。この本は数年前に「平家慕情」というタイトルで発行されたのですが一時絶版となり、最近上記のタイトルになって復刊されたのだそうです。
題名の通り平重衡を主人公にした小説ですが、正室の藤原輔子さんが無視されている(彼女の役割を内裏女房と千手前が分け合う形になっているのだそうです)など、不満な点もあるようです。でも、平家の武将の立場から源平時代を描いた本ってなかなかありませんし、何より私は重衡さん大好きなので、読んでみたいと思い購入することにしました。

 それで、まずCDショップの近くの昔からある静岡商店街の本屋さんに行ってみたのですが、見つかりませんでした。そこで最近出来た、静岡で一番大きな駅前の本屋(地下1階から4階まで本屋さんのビル)に行くことにしました。
 しかし、こちらの本屋さんでも最初見つけることができませんでした。「この前の大河で重衡生け捕りの場面が放映されたので、本も売れてしまったのかな…。」と一瞬思ってしまいました。
 なので、取り寄せてもらおうと思って、一緒にいただんなさんに頼んで、この本のデータを本屋さんの中にある検索用コンピューターでコピーしてもらったところ、「在庫あり。」となっていたのです。そこでもう一度だんなさんに捜してもらったところ、一番下の段にありました。と言うわけで、こちらも無事に手に入れることができました。できるだけ早いうちに読んでみたいと思っています。

 それにしても、欲しい物を買うことはとても良い気分転換になりますね。
今日は気持ちがハッピー&すっきりです。


(追記)
 「最後の御大将 平重衡(平家慕情を改題)」について、「徒然独白 ~手鞠のつぶやき~」の手鞠さんにトラックバックをしていただきました。この本について興味を持たれた方はぜひ手鞠さんの記事もご覧下さいね。

三色どんぶりを作りました♪

2005-07-11 17:04:13 | えりかの平安な日々 04~09
 今日は、昼間に家の外壁の工事をしていたため振動がひどかったです。ただでさえあまり調子の良くない私のパソコンなので、振動によってまたおかしくなったら大変……と、午前10時頃からパソコンの使用を控えていました。幸いなことに、工事は1日で終わりましたので、また安心してパソコンを使うことができます。

 それにしても今日は蒸し暑かったです。気温の高さよりも湿度の高さの方がこたえます。街を歩いていると、まるでサウナに入っているような気分でした。外出するときは、そろそろ帽子をかぶった方がいいかもしれませんね。

画像は、昨日の夕食に作った三色どんぶりです。
 しょうゆと酒を少し入れて炊いたご飯(これをさくらご飯というそうです。)に、ほうれん草のお浸し、炒り卵、鶏のひき肉を砂糖としょうゆで炒ったものがのせてあります。彩りもよくきれいに仕上がりました。
 ほのかに味がついたご飯と上にのっている具の味がマッチして、とてもおいしかったです。

だんなさんのお誕生日♪

2005-07-02 11:28:21 | えりかの平安な日々 04~09
 本日7月2日は、うちのだんなさんのお誕生日です。

 本人に言わせると、「これ以上年を取りたくないから誕生日なんて嬉しくない。」とのことですが…。
 でも、誕生日って誰にもある、1年に1回の大切な記念日なのですよね。なので、日付が変わったばかりの頃、「ハッピーバースデートゥーユー」の歌を歌ってお祝いしてあげました。今夜は、お祝いを兼ねていつもの洋食屋さんでディナーのコースを食べてきます。楽しみです♪……て、私が楽しんでどうする?(笑)

 とにかく、ひとつ年を取っても元気でいて欲しいものです。
 

近況

2005-07-01 23:59:59 | えりかの平安な日々 04~09
1.スーパーの福引きに当たりました♪

 今日、本当に本当に久しぶりに当たりくじを引くことができました。と言っても6等賞なのですが…。でも、当たりは当たりです。

 それで賞品の内容なのですが、ごぼう巻き、野菜天、こばん揚げといったいわゆる「練り製品」と、引き替えができる券でした。私、こういった練り製品はお正月料理の煮しめを作るときくらいしか使わないのですよね。でも、引き替え期限は7月24日とのこと、う~ん、どうしよう…。
 でも、こういった食べ物はワインのおつまみになりそうですよね。せっかくですから引き替えてみようと思っています。それに、今回のこれらの練り製品は、どうやら地元大井川のきれいな水を使って作ったものらしいので、結構おいしいかもしれませんね。

2.最近更新が遅い理由

 最近はほとんど3~4日に一回の更新になってしまい、申し訳ありません。特に歴史関係の更新が滞っています。一応準備はしているのですが、事実確認等の下調べや作文が複雑になったりと、これがなかなか難しくて…。
なので、気長にお待ち頂けますと嬉しいです。

 それで、更新が滞っている理由の一つなのですが、実は今読書に夢中になっているのです。
 今読んでいる本は、『「千年の黙 異本源氏物語』(森谷明子 東京創元社)です。この本のことは、「源氏の部屋」の小池笑芭さんと、「あやゐがさ」のとんぼさんに教えていただきました。紫式部が主人公で、しかも猫が出て来るということなので私も興味を持ち、3ヶ月ほど前に購入しました。

 この本は3部構成なのですが、現在は第1部の「上にさぶらう猫(長保元年)」を読み終え、第2部「かがやく日の宮(寛弘二年)」を読み始めたところです。
とにかく面白いです。

 第1部の内容は、
長保元年八月、出産のために平生昌の邸宅に行啓した中宮定子さまの許から、一条天皇がかわいがって位まで与えた「命婦」という猫がいなくなってしまいます。そしてその数日後、今度は入内を間近に控えた道長の娘、彰子の許からも猫がいなくなってしまうのです。いなくなった猫の探索のために借り出されるのが紫式部の夫の宣孝です。
そのようなことから、紫式部と女童のあてきも探偵役となり、猫の探索に乗り出す…… というようなストーリーでした。
道長、清少納言、平維仲、実資などおなじみの人物も登場してきて、楽しかったです。また、定子の出産と彰子の入内といった歴史的な事件もあつかわれているので、歴史小説としても充分楽しむことができました。

 第2部以降は、紫式部がなくなってしまった「かがやく日の宮」の原稿を捜すというストーリーのようです。私は、「源氏物語」がどのように成立したかにも興味があるので、第2部も興味深く読んでいます。小少将と名を変えた「あてき」と、承香殿の女御元子に仕える小侍従との友情にも注目……と言ったところでしょうか。
 この後の展開を想像しながら続きを読むのが楽しみです。