漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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育児不安から不眠、不安感、息苦しいを漢方対策

2012-03-24 | 気持ち・眠り
お子さんの夜泣きで睡眠不足が続き、このごろでは育児不安に陥って、
気持ちが落ち着かず、胸が苦しくて過呼吸みたいになったりするという30代半ばの女性。
食欲ムラがありお昼を抜いたり夜間急にたくさん食べたりもするとのこと。
疲労感も募っている。
一緒に来ていた当のお子さんをちらりと見れば、薬局内を元気に走り回りじっとしていられない様子。

そこで漢方薬を処方し、ミンハオを寝る前にプラスしてもらった。

半月後
表情が明るい。(おっ、調子よさそうだ
「規定量より少なめで飲んでますが、とても調子いいんですよ」
「子供もよく寝てくれるようになって...」

実は同じ漢方薬を子供さんにも少量飲んでもらうようにしたのです。

育児問題では、母子ともに同じ状態に陥って互いに悪循環になっていることが多い。
この二人も見たところ同じオーラに包まれているような気がした。
(こんな書き方すると占い師かと思われそうだけど、もちろん違う)
こんなとき相談者だけでなく二人で同じ漢方薬を飲むと、意外に簡単に悪循環から抜け出られることがあります。


このところ、子供の夜泣きや疳の虫の相談が増えたように思う。
たぶんこの頃の陽気のせいもあるのだろう。
(ちなみにこの母子には柴胡加竜骨牡蠣湯を処方しました)
だけど多くは、「孫」を心配しての「おばあさん、おじいさん」がやってくる。
話しても処方のピントが合ってこない(さっきのオーラを感じない)のは、たぶん彼らが育児の当事者でないからだろう。
親戚関係は複雑で難しいところだけど、現場の親子関係を健康にすることがまず大切。


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