漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
http://kampo.no.coocan.jp/

二人目不妊を漢方薬対策で克服30代後半

2010-11-26 | 子宝・妊娠体質つくり
驚くほど速く結果が出た30代後半の女性です。
しかも第1子はすでにもうすぐ10歳。これまでなかなか二人目ができなかったのに

      

ネットや雑誌などから情報を得られたようで『婦宝当帰膠』を飲んでみたいと来局された方です。
最近婦人科で検査をしてみたが夫婦ともに特に問題なし。
で当帰芍薬散を処方されたが、問題なしとなれば通院に気合いも入らず
それっきりやめてしまったという。

婦宝当帰膠を2カ月服用後、作成した基礎体温表をみると
やや高温期が短く体温が下がってしまう時がある。
排卵期は日にちがかかる。
ということで、
「補腎」と「活血」の漢方薬対策を婦宝当帰膠にプラス。



婦宝当帰膠プラス補腎活血対策をスタートして2周期め。
「今日は報告に来ましたー」
基礎体温表を見ると高温期が伸びている。
「おおー!」
それから、すっと差し出された写真には、ばっちり胎嚢が映し出されている。
「えー!」「えー!」
あまりの速攻(即効)に思わず「えー!(信じられない)」とお互いに声をあげてしまった。

「この子が生まれる頃には1人目は小学校卒業という歳になるし、どうしよう」
と、この期に及んで妙な心配をしている彼女。

夫婦で検査にいくくらいですから、何年も悩んできたのでしょう、きっと。
漢方薬が、いいきっかけになって本当によかったなあとつくづく思う

漢方の空間ファインエンドー薬局    不妊症と漢方薬