漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
http://kampo.no.coocan.jp/

命を育む本能・瀕死の子ザルをボスザルが介抱した記事を読んで

2009-09-26 | 子宝・妊娠体質つくり
ちょうど「羊水検査」について自分の中でどう理解しようかと考えていた時だった。

        

2009.09.25朝日新聞朝刊
「ボスザル捨て子を介抱」(淡路島モンキーセンターで)
母親が面倒をみなくなって、歩けないほど衰弱してしまった子ザルを
群れのボスザルが抱き続けて毛づくろいをして介抱している姿が観察されたという記事。
結局、子ザルは死んでしまったようですが。

サルにも、もうどうにもならない命を介抱したいという本能があるんだろうか。
厳しい自然界では、生きる力がないものは見捨てられると思っていたけど。


      

わが薬局では不妊症の漢方対策を行っているのですが、

女性の年齢が高くなると、
待望の妊娠に喜ぶのもつかの間、その子に異常があったらどうしよう
と激しい不安にさいなまされることもしばしば。
で、羊水検査をどうしようという話になったりする。

もちろん個々にいろんな事情がある
それによって選択肢は異なるのは当然かもしれない。

きっと正解なんてない
ネットだとかを調べ過ぎて他人の意見に左右されすぎないようにしてほしい。
じっくり考えて自分の真の気持ちを見失わないでほしい。
誰にだって不安はある。
悩むのは当然だ。
人を育てるのに親の思い通りに行くなんて皆無だ、きっと。
どっちが良かったかなんて死んでもわからない。
案ずるより産むが易し、なんてことわざもある。
(どういう意味だか・・・書いてる自分がまとまってない

自分は何を望んでいるのか? そのことに独りよがりはないか?
本能に従うってのも案外よい選択なのかもしれません。
もちろん夫婦で、よくよく相談してください。

漢方でコツコツ体調を整え、養生を重ねて元気な体になって、やっと妊娠。
備えは万全だったと思うんだ。

漢方の空間ファインエンドー薬局HP
女性のための漢方対策
肌トラブルの漢方対策

漢方家ファインエンドー薬局フェイスブック いいね!クリックどうぞよろしく