江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

今年の郷土の森

2015-11-10 01:21:52 | 日記
養護児童施設の子供の中には、心が固まっている子がいる。
私なんかには想像できない経験をしてきているのだろう、
1日大人がかかわったところで、
そう簡単に心がほぐれるとは思っていないが、
少しでもいろんな世界があることを知ってもらえれば、と願っている。

今年も1人、ずっとむずがり、不貞腐れている子がいた。
結局人形を作るワークショップに参加しなかった。

今年の人形の舞台は、名古屋の大須でやっているコラボレーション、
小さな子供も、「怖い」と言いながら1時間ほどの踊りを
見入っていた。
その姿を見た時、沖電気主催のこの催しに来る子供たちにも見せたい
そう思った。

舞踊家が2人、パーカッションが1人、その他映像、そして照明と
2種類の人形
大阪から3人、京都から1人、名古屋から1人の参加、
だから赤字。

テーマは決めているし、大まかな流れも創っているが、
そこからどう感じるかは、観客しだい、
意味はきっと子供たちにはわからないだろう、
でも、子供たちはじっと見入っていたそうだ、
あのむずがっていた子も。
郷土の森もHPで宣伝するなど協力もあって、
終わってみたら、
えっ、こんなにいたの、
と思ったぐらい人が見ていた。










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岡崎

2015-11-06 23:06:35 | 日記
前夜祭に取材が入るから、人形を遣ってほしいと言われたのは
その2日前だった。
乗りうちと言って当日入るのは、何かあって遅れるのは危険と
前日入りすることにしていたから対応できたけれども、
制作担当者は、取材のことは何も考えていなかったとか。
しかも、
これは何かあると思って家から衣裳を着て行ったのは、
大正解だった。
控室が用意されていなかった。
実は翌日も宿から衣裳を着て行ったのは正解で、
1回目の大道芸の時には、控室は無かった。
天気が良かったから私たちは余裕をもって対応できたが、
現場を任せられたスタッフは、バタバタだった。

岡崎と言うと、「五万石」という民謡。
私が日本舞踊を習っていた時、印象に残ったのが2つある。
そのうちの一つが、この「五万石」だった。
出来の悪い弟子で、今ではすっかり振りを忘れてしまっているのだが、
やると聞くと妙に血が騒ぐ。
滞在中に3つ、舞台を見た。
その内「正調五万石」と、芸者さんの踊りは、良かった!

「正調」は、ゆったりとした唄そのものに味があり、良かった。
踊りは、4人で踊っていて、皆年季の入っている人ばかり。
正調の踊りを見せてもらった。

芸者さんは、男踊りにしていて、
初め表情は硬かったが、だんだん華やいで行って、
見応えのする踊りだった。
客の前で踊りこんでいるせいか、見せるのである。
私は、魅せられたのだった。

私が大道芸に出た理由の一つが、常に客の前で見せることなのだが
彼女はそれを思い起こさせてくれた。
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今度は新聞に

2015-11-03 00:43:14 | マスコミ
11月5日(木)発売の「夕刊フジ」に、私の記事が載ることになりました。
ただ夕刊フジが、首都圏以外で手に入るのかどうか、
私にはわかりません。
上方の芸人さんと一緒に載るそうですから、
きっと大阪では手に入るのかと思いますが。

また、先日テレビに出たのを、ご案内するのを忘れていました。
10月31日放送(11月1日に再放送)の東京MX「東京クラッソ!」
私が放送日時を間違えていて、
私たちも観ることができませんでした。
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