宝くじ

年に何度か購入する。
何とか当らないかな、と思いながら
ささやかな投資をする。

サッカーくじで１０億円当った人が話題になった。
私たちが当ったらどうするか
情けないことに、何のアイデアも浮かばなかった。
１０年前だったら、縁側のある平屋の日本家屋が欲しい、とか
稽古場を建てようか、などと考えたものだが、
今は全然欲しいと思わなくなってしまった。
でも７０００万円が当れば、好きな芝居をし続けることができるな
と思う。
欲が小さくなってきた。

それにしても、と思う。
当たり券が、売れ残った券の中にあった場合
それはどうなっているのだろうか、飲み屋で話題になった。
どこにも発表されていないと言う。
まさか、
みずほ銀行のことだから、黒いところに流れている
なんてなことはないだろうね・・・

ドラマ

しかし
と思う。
どうやったらこんなこんなことができるのだろう。

ちょっと古くなってしまったが、
日本シリーズの話。

役者がいたから？
ひたむきさが光っていたから？
震災の後だから？
東北だから？
相手が敵役に向いていたから？

飲み屋に行ったら、珍しくテレビがついていて、
試合の流れに沿って
お客が歓声を上げたり、ため息をついたりしている。
ほとんど全員、にわか楽天フアン。

プロ野球なんて全く見向きもしない人までが
テレビを観ていたと聞いて、
私はくらくらした。

芝居でこれほど熱狂させた
なんて聞いた事がない。
土俵の違う話なのかもしれないが、
私は芝居に対して、
何か肝心なものを気付かないでいるのではないかとさえ
思えてきた。
これは一生のテーマなんだろう。

熱烈なる巨人ファンから、
楽天の番組を録画したものを贈られた。
意外だっただけに、とても嬉しかった。

初音ミク、第二弾

初音ミク人形の第二弾、
「蛍火」がニコニコ動画とYoutubeにアップされました。
９月１４日にＦＲＥＮＺで発表されたものを
２２分あるところ１５分にまとめたものです。
私はこちらの方が流れがより良くなったと思います。
「夏の郷」と同じ映像も使われていますが、
より物語性が強まった感じでしょうか。
どうぞご覧下さい。
そしてご吹聴下さい。

Youtubeは
http://www.youtube.com/watch?v=P5JlU87osb4

ニコニコ動画は
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22417148

ジャンケン

浅草２１世紀の出演者に、ケンコーホーシさんがいる。
医療ジャーナリストの松井さんなのだが、
毎回笑わせながら、テーマに沿って年配者に健康への留意を説いている。
そして最後にジャンケンをする。
名付けて
「負けたら勝よ、後出しジャンケン」

これは私たちの無意識を、鮮明に浮き出してくれる。

松井さんと観客がじゃんけんをして、
松井さんの出すグー、チョキ、パーのどれかに、
遅れて出して良いから、負けてくださいよ、
というものだ。
ところが、これがなかなか難しい。
私たちは、ジャンケンに勝つものだと刷り込まれているから
なかなか「負けるが勝」に発想が向かないのだ。
遅れて出しても良い、といわれても、勝の手を出してしまう。

この刷り込みから出てくる条件反射は、
実は身の回りに一杯あるのではないだろうか。
私たちが気付いていないだけだとしたら、
これは愚かなことと言うより、もったいないことだと思う。

たかがジャンケン
　　　されどジャンケン　　　か。

本当にやりたかったこと

衆議院を強行採決したとき、ある与党の議員は、
４５時間も審議したのだから充分し尽くされた
と言った。
あれ、時間数だけが問題なの？
そしたら参議院はその半分だった。
この人はそれに対して何と言うのだろう。
これって参議院不要論につながっていくんじゃない？
参議院の人たちは、そのことに何の疑問も持たないのだろうか。

その後かの人は
国民が納得するように充分説明する
とのたまった。
ちょっと待ってよ、それって審議中にするべきなんじゃない？
他の人の発言は訂正ばかりだし、

そして出すも出したり、チェック機関。
これじゃ、ミックスナッツとおんなじだ。

そうか、彼のやりたいことは、
アベコベミックス
だったのか。