江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

東国三社参り 息栖神社編

2013-12-04 23:16:05 | 日記
ここはこじんまりとした神社。
格もここだけ神社で、他の二つより低いらしい。
だけども落ち着きがある。
本殿を背に楼門を見ると、その先に鳥居があって
そこは利根川。



写真では、鳥居の向こうに神社がある。
その鳥居の脇には、霊泉の湧き出る井戸が2つある。
飲めるのかと思ったのだが、ダメだった。
利根川のすぐ傍に井戸ということは、
利根川の水は、飲料に適さなかったのだろうか。

神社から鳥居にいたるまで同姓の家が何軒もある。
「猿田」さんとあって、伊勢の「猿田彦神社」を思い出していた。
もしかしてなんらかの関係があるのだろうか。

「猿田彦神社」は芸能の神様で、
もちろん私はたっぷりと手を合せてきた。

川沿いの家は大きな倉庫を持つ立派な屋敷で
利根川の水運で稼いだ豪商だったのだろうか。
江戸時代利根川は、江戸を支える大動脈だった。
その名残がこの家にあるのだろうかと、想像してみた。
でも港は写真の通り。
伝馬船と思しき木造の舟が朽ち果て
あちらこちらに打ち捨てられていた。

時の流れというものなのだろうか。
余りにわびしい光景だった。
コメント (1)
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