江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

小石川後楽園

2013-12-01 22:16:20 | 日記
雲ひとつない晴天、風はない、暖かい
絶好の行楽日和。
そして大道芸日和。
だから公園は人で溢れていた。



紅葉の時期は、もう最後だった。
随分葉は散っていたし、一斉に舞い散る様子も見えた。
美しい。

ゴルバチョフ時代のソ連、
レニングラードのネフスキー寺院に行ったとき、
一陣の風が吹いたかと思うと、
一斉に木々は葉を落とし始めた。
その壮観な眺めを、忘れることができない。
私は息を呑んで、それを見ていた。

日本人は、”散る”のが好きなのかもしれない。



控室の涵徳亭から見えた景色。
ツワブキが見事に咲き誇っていた。
葉は蕗のようだが、花は菊と見紛う。
好きな花の1つだ。
見とれていると、池にかわせみが1羽。

よく使われる言葉だが、
ここにいると、都心に入ることを忘れさせてくれる。

ガイドブック片手にやってきた老夫婦。
私たちの人形を見た後
「この本の通り!!」
興奮しながら本を差し出した。
見ると、イラストになって私たちが載っている。
「お江戸超低山さんぽ」
私たちの紹介が載っていたから、
どこかで声を掛けられ、答えたのだろう、
でも知らなかった。
「有名人!」
周りを囲んでいた人たちに言われる。
・・・・・
項目は小石川後楽園、
まさしく今日の様子だった。
・・・・ゆーめーじん?
コメント (1)
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