江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

わくわく

2009-07-07 23:30:45 | 日記
中央道を走っていると、諏訪の手前で突然ソーラーパネルの並んでいる
ところが出てきた。雑木林を切り開いたのだろうか、畑だったか覚えて
いないが、なんとも違和感を覚えた。もし雑木林だとしたら、木を切り
倒してまで造ることが果たして環境に配慮したことになるのだろうか。
畑だとしたら、その辺りでは珍しい平地なので、畑としては一等地だろう。

学生時代、環境問題でいずれ管理社会になると言ったら、友人たちは全く
相手にしなかった。
最近超高層ビルを建て替えることのできなくなる時代が来るのではないか
霞ヶ関ビルはどうなんでしょうかと、知人の建築家に聞いたら、まだ持つ
から大丈夫だよと笑われてしまった。でも無限に持つわけでなし・・・

ハイブリッドカーが売れていると言う。
でもあのスタイルは私の好みではない。
ご丁寧にも他社まで全く同じ形のを作った。あれには呆れてしまった。
GMが破綻したとき、車にわくわくする魅力がなくなったからだとあって、
はっと気付いた。
世の中いろんなことにがんじがらめになり始めていて、わくわく感が
足りないのではないだろうか。
地球温暖化阻止、エコ、ゴミの分別・リサイクル、その全ては正しい。
でも分別が言われるようになって、我が家の回りに捨てられるゴミが増えた。
これってどういうことなのだろう。
「正論」は、本当に正しいのだろうか。
技術が足りない? 思想や哲学が追いつかない? 余りに政治が絡んでいる?

プラスチックのゴミからもとの燃料を作る機械を発明した人のニュースが
以前流れた事がある。でもその後,その機械が市販できるとか,プラント化
されるとかの話しはない。
結局折角分別したプラスチックゴミを燃やしたり埋め立てたりしているの
を見ると、それって違うんじゃないかって思う。

わくわくする感じは、とても大切だ。
理屈だけ言っても人間は納まらない。
何も新しいものを作り出せばよいと言う話でもないと思う。
原点に大切なヒントがあったりするのだ。
また、わくわくは人から与えられるだけではない。
自ら作り出せるものでもあるのだ。
コメント
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