江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

ツバメとセミ

2022-06-16 19:14:05 | 日記
6月5日は2年半ぶりの鬼平江戸処での大道芸。
古巣に戻った懐かしさがある。
ただ違うのは、舞台側に結界が敷かれていること。
手探りの中での再開なので、仕方がないと言えばそうなのだが、
やはり違和感が残る。

でもそれを和らげるものが。

何とツバメが頭上を飛び交っていた。
今まで見たことがなかったので、
コロナの間に巣をつくるようになったのであろうか。
我が家に来たツバメは3日で姿を消して、
淋しい思いをしていただけに、
これは嬉しい変化だった。

その後旭川の実家の墓参りに行ったら、
山に囲まれているせいか、
エゾハルゼミがうるさいほど鳴いている。
ヒグラシに似ているが、あれ程強くはない。
東京が梅雨入りしたと聞いたが、旭川は天気が良くて、
かみさんが花を活けている間
私は日差とセミの声に包まれて、
ぬくぬくと幸せな気分に浸っていた。
よく聞いていると、
ヒグラシに似た鳴き声の中に時々キリギリスのような
ギーッという鳴き声が聞こえる。
樹上から聞こえるのでキリギリスではなさそうだ。
鳥の鳴き声とも違うようだ。
あれは何だろうか。
木の下に行って上をのぞきながら蝉の姿を追ったが、
あの「昆虫、凄いぜ」の香川照之ですら難しかったのだから
私にできるはずがない。
墓地から出ると、ぴたりと鳴き声が消えた。
見事な棲み分け。

東京に帰っても、まだ耳の奥にセミの声が残っている。
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