またしても佐渡の話。
フェリーまで時間があるので、いろいろ案内してもらった。
最初に連れて行ってもらったところが宿根木というところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/08/a1/156262a54eb4cbae2d8729271147acbc_s.jpg)
約1ヘクタールの土地に百十棟もの建造物がある。
道が狭い。
なぜか「世捨て小路」というらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7d/d3/b1ca1b247ea6a90cb78a677882ec440f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7e/f8/afc358a73ce4715c151f29a526c0bda8_s.jpg)
ところがこの集落、面白い。
なんと江戸時代は集落全体で千石船を建造していた。
だから船大工だけでなく、鍛冶屋もあれば
船に必要なものを作る職人がすべてそろっていたという。
廻船の寄港地でもあり、非常に豊かなところだったそうである。
ところが明治18年、政府は大型の和船の製造を禁止してしまう。
話は横にそれるが、
現在日本全国から船大工がいなくなってしまった。
そこで問題なのが、伊勢神宮の遷宮。
内宮にある宇治橋を作るのに、船大工の技術が必要なのだが、
先の遷宮で務めた船大工さんたち、
もう自分たちで最後になるかもしれないということで、
後で研究できるようにと道具一式を神社に残したそうだ。
集落をぐるっと1周して港に戻ると
女の子とお母さんとすれ違った。
すると「あのう、糸あやつりの・・・」と声を掛けられた。
「昨日の公演、見ました。蝶で遊んでいます。」
嬉しいではないか。
するとかみさんが手拭いを渡したいと言い出し
すぐに車に取りに行ったのだが、二人は消え、
どこに行ったか分からなくなってしまった。
ところが、この集落で女の子というと一人しかいないらしく
人に尋ねたらすぐにわかってしまった。
港には舟留めが何本か立っていたが、
港は岩がゴロゴロしていて、船が着けられそうにない。
港に沿って何軒か家があり、1件から煙が出ている。
声を掛けたが、だれもいない。
ふと隣を見たら、なんと傾いていて、
かろうじて電柱に引っかかって倒壊を免れている。
でも車庫に車、大丈夫なのかと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/33/74/159b4d0c35548ce7c58717c411f869bd_s.jpg)
隣の家から人が出てくる。
そう、その人から女の子の家を教えてもらった。
その人は木地師さんで、
能登地震の時、裏のがけから岩がその作業小屋に飛び込んできて、
やっと片づけたところだとか。
港は60センチほど隆起しているという。
小木地区に宿泊していたが、
石畳に砂が撒かれていて、それは液状化のせいだと聞いた。
それぐらいの被害と思いきや、
この宿根木は、
もう少し被害があるようだ。
フェリーまで時間があるので、いろいろ案内してもらった。
最初に連れて行ってもらったところが宿根木というところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/08/a1/156262a54eb4cbae2d8729271147acbc_s.jpg)
約1ヘクタールの土地に百十棟もの建造物がある。
道が狭い。
なぜか「世捨て小路」というらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7d/d3/b1ca1b247ea6a90cb78a677882ec440f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7e/f8/afc358a73ce4715c151f29a526c0bda8_s.jpg)
ところがこの集落、面白い。
なんと江戸時代は集落全体で千石船を建造していた。
だから船大工だけでなく、鍛冶屋もあれば
船に必要なものを作る職人がすべてそろっていたという。
廻船の寄港地でもあり、非常に豊かなところだったそうである。
ところが明治18年、政府は大型の和船の製造を禁止してしまう。
話は横にそれるが、
現在日本全国から船大工がいなくなってしまった。
そこで問題なのが、伊勢神宮の遷宮。
内宮にある宇治橋を作るのに、船大工の技術が必要なのだが、
先の遷宮で務めた船大工さんたち、
もう自分たちで最後になるかもしれないということで、
後で研究できるようにと道具一式を神社に残したそうだ。
集落をぐるっと1周して港に戻ると
女の子とお母さんとすれ違った。
すると「あのう、糸あやつりの・・・」と声を掛けられた。
「昨日の公演、見ました。蝶で遊んでいます。」
嬉しいではないか。
するとかみさんが手拭いを渡したいと言い出し
すぐに車に取りに行ったのだが、二人は消え、
どこに行ったか分からなくなってしまった。
ところが、この集落で女の子というと一人しかいないらしく
人に尋ねたらすぐにわかってしまった。
港には舟留めが何本か立っていたが、
港は岩がゴロゴロしていて、船が着けられそうにない。
港に沿って何軒か家があり、1件から煙が出ている。
声を掛けたが、だれもいない。
ふと隣を見たら、なんと傾いていて、
かろうじて電柱に引っかかって倒壊を免れている。
でも車庫に車、大丈夫なのかと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/33/74/159b4d0c35548ce7c58717c411f869bd_s.jpg)
隣の家から人が出てくる。
そう、その人から女の子の家を教えてもらった。
その人は木地師さんで、
能登地震の時、裏のがけから岩がその作業小屋に飛び込んできて、
やっと片づけたところだとか。
港は60センチほど隆起しているという。
小木地区に宿泊していたが、
石畳に砂が撒かれていて、それは液状化のせいだと聞いた。
それぐらいの被害と思いきや、
この宿根木は、
もう少し被害があるようだ。
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