江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

能舞台

2024-03-07 22:47:32 | 日記
申し訳ないが、もう一回佐渡の話。

佐渡で随分と能舞台の話を聞いた。
この小さな島の中に、かなりの数の能舞台があるのだそうだ。
確かに世阿弥はここに流された。
でもどうやらそれだけの理由ではないようだが、
納得のいく話は聞かれなかった。
文化度が高い、それが私の率直な感想。

それについて、案内してくれた柳さんは
ヒッピーの流れ着く島
世阿弥にしても日蓮にしても、
そして流刑の民にしても
皆ヒッピーだという。

そういえば金山のそばに
「無宿人の墓」という標柱を見かけた。

毎年移住者は600人いるという。
ところが、人口は減り続けているのだそうだ。
大学や就職で島を出るだけでなく
お年寄りがなくなることも多いらしい。



能舞台に話を戻そう。
最初に行った宿根木にも能舞台はあった。
一見公民館
覗き込むとしっかりした能舞台があった。



そして佐渡で有名な佐渡大膳神社能舞台だ。



きれいにできている。



松羽目の裏に楽屋があり
道成寺に使う釣り鐘の骨組があった。



舞台の下に甕が置かれているのかどうかは
私にはわからなかった。
でも落ち着く。
ここで実際の能を見てみたいと思った。

最後に表参道

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