江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

高田というところ

2015-12-09 23:57:22 | 日記
思いの外大きな町だった。
アーケード(雁木―がんぎ―というのだそうだ)のある商店街が長く続き、
途中古い洋館が目に入った。
銀行だったそうだ。

そこで”ブラタモリ”の小樽編を思い出す。
小樽は北前船やニシンで栄えたので、洋館の銀行が次々出来たという話。

ということは、この高田という町は何かで栄えたのだろう、
さて何だろうと考えても
出てくる言葉は、高田ごぜ しかない。
飲み屋に行った。
板さんと親しくなったので、そのことを尋ねてみた。
残念ながら答えは得られなかった。
(しかし話は盛り上がり、美味しいお酒が飲めた)

答えが得られたのは、おやこ劇場の人との会話から。
この地は上杉謙信の出身地だそうで、
その後松平家が城を築いた城下町。
日露戦争後ここに軍隊を招致し、第13師団が置かれた、
そのためだと言う。
我が出身地旭川にも第7師団が置かれたが、
この高田に比べて文化のにおいが薄い、
それは城下町であるかないかの違いではないかと言われ、納得。

師団長の官舎が残されているとのことで行ってみると
時代なのか、とても余裕を感じてしまった。
2階の小さな障子に月と星が映って見える。
どこから光が当たっているのかと探してみると、
その裏側の吹き抜けの壁がくりぬかれていた。
遊び
文化のにおい

それに引き換え今の政治家は、トップからして文化のにおいがしない・・・



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