マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

スマホを購入

2015年01月08日 | IT

 遅ればせながら、スマホを購入した。機種は台湾「ASUS(エイスース)」社のZenfone5(ヤマダ価格26900円。OSはアンドロイド)。
 12月下旬に池袋ヤマダ電機へインクを買いに行き、「格安SIM」なる掲示を見ておどろいた。月々の費用790円でスマホが使えると書かれていた。通話のサービスは無しの、データだけの利用の料金だが、通話は現在持っている携帯電話で十分。データー量1Gの場合が790円で、3Gが1480円、使い放題が2480円とあった。1Gの通信量がどのくらいのものか、はっきりは分からなかったが、より多くのデーターが欲しくなり容量を増やしたい場合は無料で乗り換え可能との説明も聞き、スマホ購入の決心がついた。それでは機種はと尋ねて、紹介されたのがZenfone5。今アジアで人気の商品らしい。



 実は12月に「東京ケーブルネットワーク」主催のスマホ入門講座に参加。そこでスマホに触れて、これは是非購入したいと思ったが、紹介された機種は4万円台で、月々の費用も4000円を超えていた。
定年退職者には高根の花と、やや諦めかけていたのだが、ヤマダ電機のコマーシャルが、事態を一変させた。

 大晦日に妻と出かけ、同じ機種を2台購入した。近くにいるもの同士が同じ機種だと何かと便利が最大の理由。大晦日に各種設定で時間を潰すのが嫌で、全ての設定を販売員にお願いしたら、無料で快くやってくれた。そこで元旦から使用が可能となった。
 使い込んでいる人からは、当然すぎることだろうが、その多機能性にまずは驚く。高性能のカメラ2つ以外に、ICレコーダ・FMラジオになり、カーナビや懐中電灯としても使える。最も便利なのは音声入力で検索が可能なこと。グーグルの検索へ“はこねえきでん”と音声入力すると、瞬時に“箱根駅伝”が表示され、検索項目に該当するサイトが現れる。1月2日は、スマホで各校・各選手の記録を眺めながら、箱根駅伝を観ることが出来た。

 問題点もある。ワンセグにはならないらしい。又、日本語マニュアルがないらしい。既に困った点や操作が分からない問題が発生したが、すぐに池袋ヤマダ電機に行くと、販売した方が丁寧に説明してくれた。サービスセンターへの相談電話も比較的素早く繋がり、対応もよかった。要するにアフターケアが良いと見た。70歳を超えたものは、新しい物を購入しても、使いこなせないことが多い。私もそうなりがちだが、トラブル発生の折りは、直接出向くか電話を通じて解決の可能の確率が高い。1月には私の通うパソコン教室でスマホ(Android)の講習も受ける予定。暫し夢中になれそうなオモチャでもある。


 


クルーズで、浜離宮へ。諏訪流放鷹術を観る。(その2)

2015年01月06日 | 江戸の川・東京の川

 浜離宮の一角に広い広場があり、到着すると、そこで合気道の演武が行われていた。集いし観客は、設えられた3列の椅子だけでは足らず、立ち見が出るほどの賑わい。11時に、鷹匠とその門下生と思しき5人が、各々鷹を手に止まらせ、楕円を描く様な周回歩を始めた。これは、鷹にこの場所やその周辺の景色を見せる為の、大事な“準備運動”との事。この5人のうち、4人が女性であることに、まずビックリする。

 程なく術が披露され始めた。最初の演技は50mほど離れた場所に立った門下生の側から鷹を飛び立たせ、他の門下生の腕への軟着陸。この術が終わると、止まり木に相当する腕側の実演をしたい人の募集がなされた。「応募したい方は手を挙げて下さい」との放送。早速私は大きく手を挙げたが、ご指名は叶わなかった。(写真:周回歩)


       (鷹匠)


    (鷹を手に止まらせる門下生)


    (鷹にハトを見せている)

 続いて、ハトを用意し、飛び立ったばかりのハトを、鷹が目にもとまらぬ速さで咥え捕る術が演じられた。鷹が見事にこの技を成し遂げると観衆から大きな拍手が沸き起こった。(上の写真参照)

 次がメインの“急降下術”(と言ったかどうかは聞き取れなかったが)。浜離宮の目の前には47階の電通ビルが聳え立っている。その屋上からの急降下。観衆一同息を凝らして見守る中、鷹は漸く飛び立ち、何回か旋回をしながら、徐々に高度を下げて、一気に浜離宮のこの地点目がけて急降下を開始した。その時である、カラスの一群が鷹の動きをけん制し始め、遠目には鷹を襲うようにも見えた。自分たちのテリトリーへの侵入者への、反撃が開始されたのだ。
 カラスは20羽はいただろう(これを烏合の衆という)。警戒心の強い鷹は、浜離宮園内の森を目指して逃げていき、急降下は失敗。しかし生き物たちの生態の一端を見ることが出来て、私は満足した。多くの観客からも、失望でなはなく感嘆の溜息が聞こえた。(写真:悠然と舞う鷹)


     (カラスに追われる鷹)

 これにて諏訪流放鷹術の中心演技は終了。風の力を借りずに、低空をも飛び続け、時に猛スピードを出せる筋力を持つ一方、警戒心が強い、この不思議な鳥の一面を興味深く見終えた。来年は最前列で観ようとは、何処へでも行きたがる私ではなく妻の発案。
 
 浜離宮は、江戸時代には将軍家の別荘があった地。その名残の放鷹術か(?)。1945年に、東京都に下賜された恩賜公園の今は、東京湾の海水を巧みに取り入れた公園となっている。放鷹術終了後散策した感じでは、六義園の方が趣が深いように感じられたのは、“身びいき”か。
 この日も快晴で、朝、富士山が望めた。三の茄子以外の 一富士 二鷹 を見たことになる。浜離宮を後に、電通ビル46階にある“ソラシオ汐留”に向かった。(写真:電通ビル)


クルーズで、浜離宮へ。諏訪流放鷹術を観る。(その1)

2015年01月04日 | 江戸の川・東京の川

 1月3日(土)の昨日、クルーズで浜離宮に至り、諏訪流放鷹術を見学して来た。企画は「東京水辺ライン」を運営する東京都公園協会。去年11月に新聞広告を見て応募し当選したもの。
 船は両国にある「東京水辺ライン」両国待合所から出発し、隅田川を遡り、浅草・桜橋でUタウン。そこからは流れに沿って浜離宮へ。浜離宮では、毎年の1月2日と3日に、鷹と鷹匠によって諏諏訪流放鷹術が披露されて来たのだ。

 妻は放鷹術の方に興味を示していたが、私の関心はクルーズにあった。取り分け、隅田川・柳橋下流から東京湾までは初体験なので、是非乗船したかった水路で、運よく抽選が当たった。
 乗船前に獅子舞のお出迎え。
 乗客100名余りを乗せて、船は9時40分、両国をスタート。船はここ数回乗船したものよりもかなり大きく、動きも速い。この日は快晴ながら底冷えのする寒さだったが、私は屋上に上り、隅田川周辺の景色を堪能するとともに撮影に熱中した。是非撮影したかったのは、ビルに写る東京スカイツリー。2年前には撮影に成功(ブログ最終に掲示)していたが、昨年の夏に、教え子で、観光ガイド売れっ子となったOさんと一献傾けた折り、彼女から「ここを、隠れた観光スポットとして、是非ご覧をと、皆さんにお勧めしています」と聞いて、是非もう一度と思っていたのだが・・・。この日は快晴が災いした。太陽光が眩しく目に入り過ぎて、対象物がしっかり捉えられず、失敗。(写真:乗船した船)




  
    (桜橋を目指す”こすもす”)      (スカイツリーの真後ろに太陽)

 それにしても、柳橋から下流で目に付くのは高層ビル群。こんなにも乱立されているとは知らなかった。私が気が付くのが遅かったのだが、地盤のそれほど強くない土地に、このような建物群、大丈夫なのだろうか、他人事ながら心配になる。
 
特別に楽しかったのは、11月のクルーズで通った、小名木川・神田川・日本橋川が流れ込む地点。点に過ぎなかった知識が、だんだん、線で結ばれていく快感。
 船は45分で隅田川を走り終え、東京湾との接点にある浜離宮の船着場へと静かに到着した。(高層ビル群を行く”こすもす”)






           (吾妻橋)


      (神田川との合流地点)


  (2年前に撮影のもの)


大晦日から元旦へ

2015年01月02日 | 地学・天文

 明けましておめでとうございます。
 お節料理を作らなくなって久しい。妻はお雑煮の準備だけで、お節は、大晦日に私が日本橋三越地下に1時間ほど並んで買ってくる。昨年は「京料理 下鴨茶寮」にした。これで新年に備える。

 23時45分、寒がりの妻は自宅に籠り、私は一人初詣に向かった。向かった先は、母方実家の墓があった「徳源禅院」。着いたときに既にご住職の読経は終わっていたが、本堂のご本尊を拝ませて頂く。鐘楼では除夜の鐘が撞かれ始め、列に並んだ人は7・8名程度。撞く前に手を合わせご住職に会釈。ご住職も一人一人に手を合わせて挨拶を返して下さる。私は昨年は力一杯鐘を撞いたが、今年は力を抜いての打鐘。(写真:鐘楼のご住職)

 撞ち終えて、今年初めての新年の挨拶を、甘酒を調理している、お内儀と交わす。「昨年は息災に過ごせましたか」と言葉をかけられ吃驚。暖かくて甘い、美味しい甘酒とともに、このお寺さんの、一家あげての、温かいオモテナシを受け、新年早々、心地よい気持ちを抱きながら寺を後にする。毎年、初詣はこちらをお参りしよう、と改めて思う。

 帰路は、「南谷寺」へ。こちらの不動明王は江戸五色不動の一つの目赤不動。駅名にある目白・目黒は忘れないから、思い出しやすい様に、目赤・目青・目黄は、交通信号の色と覚えたお不動さんの名前。門前を通ると本堂の戸が開いていて、中が明るくなっているので、こちらのご本尊をも拝ませて頂く。帰宅し1時就寝。(写真:赤目不動)










 元旦は5時20分起床。入浴後、自転車で宮下公園へ。あちこちで新年の挨拶が交わされている。新参者の私にも声をかけてくださる方がいる。ラジオ体操指導員の渡辺さんと新年のご挨拶。程なく福寿会小林さんも見えられ、今年初めてのラジオ体操。今年も休まずに続けたいラジオ体操。ここへ来ると「みんなの体操」が流れ、この体操も覚えた。(写真:前立の指導員。右は渡辺さん)









 小林さんと一緒に、自転車で急いで帰宅し、マンション屋上へ。日の出時刻6時50分を少し過ぎていたが、東の空には雲が掛かり、陽は未だ顔を出さない。「〆張鶴」で乾杯。屋上からの展望は、東方以外は快晴で、富士山・筑波山・東京スカイツリーがはっきり見える。7時過ぎ、雲の切れ目から太陽がのぞき、初日の出を拝んだ。(微かな切れ間からの初日の出)

 帰宅後、ニューイヤー駅伝を見ながら、妻と「雪中梅」をお屠蘇にお節を食した。

 


      (やや赤目の富士)

  
      (都心を望む)               (微かな陽を受けるスカイツリー)