昨日、ラジオ体操を終え、6時40分にAコースで「関口フランスパン店」に向かった。購入して帰宅するやいなや、妻が東京新聞を広げて「ここ見て」と言った。最終面の30面には、なんと、今行ってきたばかりのお店が“ジモトのFood”に紹介されていた。自分が良く通うお店が新聞などに紹介されれば無条件に嬉しくなるが、帰宅してすぐに、行ってきたばかりのお店の記事に接する嬉しさは格別なものだった。
「関口パン」店については2016/1/30のブログにも書いたが、改めて書いておきたい。サブタイトルに〈「最古」の味向上続けて〉とあるように、この店は、日本に現存する製パン店の中で最も古くからフランスパンを焼いている。前身は小石川関口教会(現カトリック東京カテドラル関口教会)の製パン部。教会付属の孤児院で育つ子どもたちの就労支援を目的に、1888年に製パン工場を建てたのが始まりとあるから、それから130年近くパンを焼き続けていることになる。実に長い歴史を持つのでありました。(右写真にその記事)
存亡の危機もあったらしい。代表取締役の高世勇一さん(55)は「1914年に始まった第1次世界大戦の影響でフランス本国からの援助金が絶たれ、教会ではパンが作れなくなりました。そこで、信者であった曽祖父が工場経営の一切を引き継いだのです」とも話す。
現在は、同じ生地で形の違う「バゲット」「ファイセル」「長熟バゲット」など数種類のフランスパンを1日3回、計200本ほど焼き上げている。原材料は小麦粉、塩、水、イーストだけ。あっさりと飽きのこない味わいで、どんな料理にも合うそうだが、我が家ではフランスパンを購入したことは無い。堅いものが苦手な妻の口に適していないからで、食パンのみを購入してきていた。
1月28日に、椿山荘へ「京都・花灯路」を見に行ったときの夕食時に右のパンを食した妻は「このパンは美味しいだけでなく、凄く喉を通りやすい」と語った。そのお店は目白新坂の下にある本店。店員さんに「この菓子パンは江戸川橋店でも販売していますか」と聞くと、「ハイ」との答え。それではと私の購買リストにこれが加わった。その結果、パン2種類の購買と散策の目的で2日に1回は江戸川橋まで赴くことになる。顔馴染みとなった店員さんが何時もニコヤカに迎えてくれる。(写真:ホワイトクリームが挟まれているだけのパン)
冒頭でAコースと書いたが、これは往きが徒歩で帰りが都バス利用時のルート。Bコースと、自分なりに呼んでいるルートは往きが都バスで帰りが徒歩。このルートは神田川の低地から出発して台地を4つ上る。それに伴い昇る坂は服部坂・庚申坂・御殿坂・薬師坂の4つ。徒歩時間は45分で歩数が約5500歩。自己満足度が高い。
今日の三葉(上の二葉は2月11日10時が満月の朝、奥多摩山塊に沈み行くお月様。6時24分頃屋上から撮影。最下段は今宵の満月。自宅ベランダから撮影)
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