昔レンタルビデオで見たような気もするがシリーズ色々あるようで、どれを見たのかも覚えてない映画「チルドレン・オブ・ザ・コーン」が4Kリマスターされて日本初公開という事でシネマート新宿の大スクリーンへ観に行きました。劇場は凝った宣伝の展示をしていて2も3も今後上映予定との事。スティーブン・キングの原作は昔読んでたけど映画の方も殆ど内容忘れてたので新鮮に見直す事が出来ました。記憶ではあまり面白く無かったという印象でしたが冒頭からの展開や見せ方に役者陣のキャラクターの個性も良くて思ってたよりしっかりとした作りの面白いホラー映画だと思わされました。「ターミネーター」のサラ・コナー役のイメージが今や強いリンダ・ハミルトンが出てて幾つか印象に残る場面もありました。「メイフィールドの怪人たち」に出てたと思う不気味な若者役が目立ってましたね。子供達が大人達を襲うという恐ろしい展開と宗教的な集団心理の気持ち悪さ等あって良かったんだけど中盤で中弛みしてきて後半は都合の良い展開が続きます。子供達にも良い奴がいてその子達の活躍や子供同士の仲違いのおかげで主人公達は危機を免れます。
まぁ後半は当時のB級ホラー映画っぽい勢いもあって案外楽しめはしました。そしてキングらしい炎と大火災で壮大にチープな合成カットと爆破で盛り上げてくれました。何かキングの映画見たなぁ〜っていうような定番な満足感みたいなものとオチが微妙な感じで映画を見終える事が出来ました。やっぱり最後に火災や爆発があると良いですね。
しかしキング原作のとうもろこし畑の出てくる映画っていくつあるんだろう?結構あったように思います。
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