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どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ダークウォッチ 戦慄の館」

2025年03月24日 | 映画
「ジーパーズ・クリーパーズ」のビクター・サルヴァ監督の映画「ダークウォッチ 戦慄の館」をDVDで大画面にて鑑賞。先日見た同監督の「ジーパーズ・キラーズ」よりはこちらの方が良かったです。冒頭から中盤までの展開とかテンポも良く興味深く見れたのですが中盤でちょっと失速した印象でした。後半でまた盛り上がり面白くなってゆきますが色々モヤッとしたものを残しつつ終わりました。
役者陣がなかなか存在感あって良かった。謎の男は何処かで見た顔だと思ったら「ソウ」のジグソー役の人でしたね。妊婦の恋人役の女優さんは声がハスキーで魅力的でした。
物語が謎で急な展開や見せ場があるのが面白く中腰の変な動きで追いかけてくる顔の見えない集団が昨年作った自主映画のAI生成した人影の動きにそっくりで憎めないものを感じたりしてました。ホラー映画として怖さというのはあまり無かったけどこの先どんな展開になってゆくのだろう?という期待感を煽るものがあって面白く見れました。なので前半は面白く中盤から後半はまぁまぁというような印象が強いです。





「乙女の祈り」

2025年03月24日 | 映画
劇場で見て以来にピーター・ジャクソン監督の映画「乙女の祈り」をDVDで大画面にて鑑賞。ファンタジックで暗い余韻を残す良い映画だった記憶ががあり見直したくなってたのでした。初めて見た時はホラー映画を期待していたのですが凄く真面目なドラマで少し拍子抜けしたものの最終的には恐ろしい結末だったのに驚いたものでした。
実話である事と結末を知って見直すと衝撃というのは余り無かったですが流れるようなカメラワークの映像に編集と美術等が見事なのを再確認出来ました。
若きケイト・ウィンスレットがとても印象に残る演技を見せてくれています。
映画の内容は思春期の少女2人の友情物語でレズビアンのような結び付きもあり2人が一緒になる為に邪魔になった母親を殺してしまうというものです。
空想の美しくも少しグロテスクな世界も印象的ですが同監督の後の「ラブリーボーン」という映画に内容的にも通じる感じもあるように感じました。ピーター・ジャクソン監督が今作の後に超大作を撮るような売れっ子監督になるとは思いもしませんでした。
ケイト・ウィンスレットも後に「タイタニック」で大ブレイクしましたね。
何か懐かしくもあり久しぶりに見直せて良かったです。