「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」

テレビ録画していた映画「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」を鑑賞。
ヒッチコックの映画でグレース・ケリーを見てましたが綺麗な女優さんでした。モナコ公妃になり女優を引退して交通事故で亡くなられたというのは知ってましたが詳細までは知らなかったので興味を持って見れました。
この映画の主演はニコール・キッドマンでグレース・ケリー役ですがニコール・キッドマンにしか見えなかったのは仕方がないかな。しかしアップの多い映画でしたね。
幸せな公妃生活だったと思いきや国として厳しい時代だったんですね。
映画「マーニー」に一時は出演予定だったとか知らなかったので驚いた。
どこまで史実に忠実に作られているのか分かりませんが映画は少々上っ面を美化して描いていたようにも感じ、もっと我儘で自分勝手な部分や国の為に頑張った部分や色々な葛藤や政治的に利用された面なんかもあったと思うのでそういう所を深く見せて欲しかった気もした。邦題の公妃の切り札っていうのが思ったより切り札って程のものに思えなかったし公妃として演技者として生きたっていうような終わり方も何か違う気もしました。
ただ映画は映像も綺麗でゴージャスで飽きずに面白くは見れました。
久しぶりにグレース・ケリーの出てる映画を見たくなりました。

「来る」

既に2度観ていた映画「来る」を久しぶりに鑑賞。初めて観た時は映像や内容に圧倒はされたけど最終的にどういう事だったの？とよく分からない面があり2度観てなんか分かった気にはなってたけど今日久しぶりに観てまた何か疑問が出てきてしまいました。
アレとの対決には結局は勝ったの？負けたの？ってね。今日見て負けたんじゃないかと感じたりしました。ラストもあの世みたいな世界とも捉えられてその世界での夢の世界がラストカットみたいな。
凝った映像表現が見応えありミュージックビデオ見てるような感覚で体験するような映画でした。
前半の20分過ぎ辺りでいつも睡魔に襲われますが、その後は集中して最後まで見れます。人間の善悪の葛藤と闇の部分が赤裸々に描かれて複雑な感情で見る事が出来ました。最近では幼児虐待とか悲惨なニュースを目にしますが目を背けているだけで結構映画に描かれてたように身近で現実的な問題だと感じました。