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どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「フローラとマックス」

2025年02月10日 | 映画
AppleTVで「フローラとマックス」という映画を鑑賞。予告編を見て面白そうと興味を持ち見たのですが良かったです。だけど予告編で大筋は予想出来ちゃった感じもありました。母親のフローラ役の女優さんのキャラクターが立っていて面白くダメな部分もあるけど魅力的でもありました。音楽を通して息子とも分かり合えるような互いに欠点もあるけど素直に認め合える良い関係が築かれる様が描かれてました。前向きで明るい気分にさせる楽しい仕上がりの音楽映画でした。
音楽を創作する楽しさみたいなものも良い感じで伝わってきました。
ちょっと都合良すぎな展開もありますが全体的に暖かい良いものがある映画で気に入りました。









「セブン」

2025年02月04日 | 映画
現在IMAXで4Kリマスター版が上映されている映画「セブン」を久しぶりに見直したくなりブルーレイで7.1ch大画面にて鑑賞。
ブルーレイでも充分綺麗でしたが、もっと粒子感のある銀残しっぽい映像だと記憶してました。細かい所まで緻密にしっかり作り込まれた完成度の高い映画だと再認識が出来ましたが、やっぱり最初に結末を知らずに見た時の衝撃というのは再度味わえるものでも無く確認作業のようでもありました。だけど最初に見た時の衝撃は今でもよく覚えてる程の凄いものがありました。音楽も心臓バクバクさせるような旋律でラストを盛り上げてくれましたね。まだ見た事無い人の為に結末は書きません。
後オープニングとエンドロールの映像も印象的でした。LDで当時何度も見直したものです。90年代を代表する印象深い映画の1本です。







「ビギナーズ」

2025年02月03日 | 映画
ブルーレイで久しぶりに映画「ビギナーズ」を5.1ch大画面で鑑賞。デビッド・ボウイの主題歌とラストが大好きな映画ですが本編自体はそんなに面白くも無く何度見ても途中で眠くなるぐらいな印象です。イギリスで生活している者には共感出来るような何かはあるのかもですが正直ピンと来ないものも感じるのでした。だけど映像は素晴らしく照明も美しく素敵で衣装や美術も音楽も豪華で金のかかった長編ミュージックビデオを見ているような感じでした。ラストの花火からエンディングにかけては何度も見たくなるような高揚感と幸福感が感じられてやっぱり良かった。
何故かブルーレイのソフトではエンディングだけ画角が一回り小さくなっちゃうのは残念。







「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」

2025年02月03日 | 映画
久しぶりに劇場で「ジュラシック・パーク」を見た勢いで家に帰ってから続編の映画「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」をブルーレイで見始める。思ったより面白くズルズルと最後まで見ちゃいました。登場する恐竜の数も増えてCGも増えてますが前作程の衝撃や驚きは減った印象です。何気に今作よりもパート3の方が恐竜だけで見るともっと沢山出ていてワクワクしたのを覚えています。
今作の見所は島から人間の住む街に連れて来られたTレックスが街で大暴れする後半で単純に当時の最新技術で昔からあったような怪獣映画の場面を見せてくれた所だったように思います。物語は案外安易な環境保護や家族愛が描かれてました。
ご都合主義な展開ながら次から次へと危機が迫り飽きずに見せてくれますが中でも崖から落ちそうになる車両のガラスが割れそうで絶対絶命なピンチな場面のサスペンス効果は流石はスピルバーグと思えて印象的でした。







「ジュラシック・パーク IMAX 3D」

2025年02月02日 | 映画
デジタル合成の仕事を初めた見習い期間中に劇場で見て衝撃を受けたスピルバーグ監督の映画「ジュラシック・パーク」を久しぶりに劇場鑑賞。今回はIMAXレーザーの3Dでの上映を見ました。レーザーだから光量も明るくて3D眼鏡越しでも自然な明るさと色でストレス無く見れました。2Dからの3D変換もなかなか効果が出ていて一部は切り抜き感もあったけど面白く見れました。今作はCGが本格的にリアルに使われた映画で当時はかなり驚きと共に見れたのですが改めて見直すとCGが使われた場面というのは少なかったですね。案外アニマトロニクスやパペットによる上手な見せ方で見せる所と見せない所を上手く演出した的確な人間ドラマを描いた娯楽作品に仕上がっていました。夜の場面でのTレックスは今見てもCGとは感じさせない迫力がありましたが最後の大好きだった雄叫びする決めカットは大画面で見ると当時のCGっほさを感じてしまいました。久しぶりで前半の流れとか再度新鮮に見直せましたが恐竜の出る場面はLD時代に何度も見ていたので大画面での再確認っぽい見方をしてました。後半はちょっと怠くも感じたりも。だけど今作を境に映画のVFXというものの技術の進歩は凄いものがありましたね。今やCGも随分と進歩して何でも描けるような時代となりましたがCGとアナログな効果が半分半分だったくらいの方が魅力的なものが個人的には多かった気がします。そういう意味でCGだけは凄い「ジュラシック・ワールド」のシリーズよりも今作の方が断然好きです。







「ベトナム:アメリカを変えた戦争」

2025年02月01日 | 映画
AppleTVでベトナム戦争についての全6話のドキュメンタリー映画「ベトナム:アメリカを変えた戦争」を鑑賞。映画で色々とベトナム戦争ものは見てましたが始まりから終わりまでしっかりと当時の映像で学ぶ事が出来ました。米軍が撤退してからの終わり方は詳しく知らなかったので結構酷い終結となってしまったんだなと複雑な感情になりました。他の戦争でも似たものがあるんでしょうね。
興味深いのは当時の兵士や医療関係者や敵だった者等の現在の姿による証言と50年ぶりの当事者同士の再会が捉えられていた事。
個人的な視点からのベトナム戦争についてが描かれた考えさせられるものがある見応えあるドキュメンタリー映画でした。
再現映像は無く全て当時の本物の映像が使われているとの事ですが白黒映像は無く一部はAIで着色したような映像もありました。
有名な銃殺される男の写真の前後の映像やその背景なんかも知れました。
本国での反戦運動とかアメリカを大きく変えた戦争だった事は間違い無いでしょうね。







「1941 (劇場公開版)」

2025年01月30日 | 映画
スピルバーグ監督の映画「1941」を久しぶりに劇場公開版で5.1ch大画面にて鑑賞。
全編メチャクチャなおもちゃ箱をひっくり返したようなコメディ・スペクタクル映画です。ギャグはそれ程面白く無くて呆れて傍観するような面もあるのですが爆発や破壊の特撮場面とかは何だか分からないけど楽しくて迫力満点でバカな事に大金をつぎ込んでる感じが堪らないです。完全版にあった更にくだらないエピソードも印象深いものもありますが今日見た劇場公開版の方がテンポも良く進むので楽に見れました。だけど個人的に好きなのは後半戦ですね。
飛行機や戦車や観覧車に潜水艦に家が破壊される様が何より楽しくて色々な変なキャラクターの行動が時々可笑しくて笑えちゃう映画です。
ジョン・ウィリアムスによる音楽も良くてエンドロールで流れるマーチと爆発映像も好きな所。







「E.T. (IMAX)」

2025年01月25日 | 映画
スティーブン・スピルバーグIMAX映画祭で大好きな映画「E.T.」を鑑賞。IMAXレーザー上映というのを見るのは初めてでした。綺麗な映像で見れましたがIMAXのスクリーンって記憶ではもっと大きかったイメージでした。
初公開からリバイバルに20周年特別版にブルーレイ上映と劇場にかかる度に観に行ってます。冒頭の夜空から森へのパンダウンするカットでデジタル上映になった際に階調のバンディングが気になった記憶がありましたが気にならずIMAXで見るとマットペイントの荒のようなものが見えてしまいました。他の合成の荒も目立ちましたが逆に凄く馴染んでる場面もありました。E.T.は表情も動きも良く出来てます。20周年版のCGでいじりすぎたものより全然良いです。何度も見てるんだけどしっかり感動出来て涙も溢れました。だけど毎回感動するポイントだったE.T.連れて自転車で疾走する場面では思った程の感動は出来なかった印象。特別版で変更された記憶とかも思い出されてかなぁ。何度も見たせいかも。今回感動して涙出来た場面は夜に自転車で最初に空飛ぶ場面とラストの流れでした。ラストは音楽が見事に盛り上げてくれて最高な気持ちになれました。
スピルバーグ監督の最新作「フェイブルマンズ」を見てから見ると随所に個人的な想いが投影されていた事が分かり少し複雑な想いも感じられました。編集のカットの繋がりに少し荒があるのも分かったりしましたが活き活きとした子供達の芝居が捉えられていて見事な映画だと再認識出来ました。
IMAXのスクリーンで見れたから細かい気付かなかった背景の小道具やディテールなんかにばかり目が行く見方をしちゃいましたが何度見ても良い映画です。





「ターミナル」

2025年01月24日 | 映画
スピルバーグ監督の映画「ターミナル」のDVD買ったけど結局見直す事も無かった気がするが中古でブルーレイが安かったので衝動買いしちゃう。なので劇場以来かもで5.1ch大画面にて鑑賞。随分と忘れてたのでどうなるのか?と新鮮に面白く見れました。だけど色々と都合の良い展開でしたね。最初は殆ど会話も出来ないぐらいの英語力だったのにいつの間にか普通に喋れてるし…。だけど憎めないキャラクター達のコメディ調の暖かい物語でほっこり出来て感動も味わえました。
入国の判子押す黒人女性が結婚指輪見せる所とラストで涙が滲み出るものがありました。
エンドクレジットで名前が直筆サインで出るのが内容とも合ってて良かった。







「P2」

2025年01月22日 | 映画
昔見て面白かった記憶の残る映画「P2」の中古DVDを見つけて衝動買いしてサラウンド・ヘッドホンにて鑑賞。見始めたらズルズルと最後までどうなるんだろう?と一気に見れちゃいます。結構覚えてましたが再度楽しめました。出演者は殆ど2人だけですが映像も主演女優の存在感も良くて飽きずに見れちゃいます。内容はクリスマスに残業して会社から出られなくなってしまった女性を駐車場警備員のストーカー男が襲うというもので殆どホラーです。このストーカー男に哀しみや同情出来る所があれば深みというか良いものも出たかもですが何も無くとにかく自己中のヤバ過ぎる憎らしく恐ろしい奴だったので後半の反撃展開は単純にスカッとするような主人公側に立って見れました。スマホじゃなくガラケーだった時代の結構昔の映画だったんだなと再認識出来ました。音で驚かされる場面も多かったですね。あり得ないような強引な展開も目立ちますが展開の流れがスムーズで良く出来た映画だったと思います。







「エレファント・マン」

2025年01月21日 | 映画
デビッド・リンチ監督を追悼して映画「エレファント・マン」を5.1ch大画面にて久しぶりに見直す。しっかりと作られた分かりやすいドラマに仕上がっていて涙無くして見れない作品です。医者の奥さんが普通に接してくれたという事で感極まる所とラストシーンで涙が溢れました。80年の映画ですが特殊メイクも真実味を感じれてしっかり感情移入して見れました。所々に入るイメージ場面や音響効果でリンチ監督らしさが出てました。
他は案外オーソドックスな作りですが実に無駄の無い演出だったと思いました。
見ていて苦しくなるような場面もあり最後も悲しいものもありますが何か幸福感も感じられるのが良かった。
実話が元になっているのですが実際は映画以上に苦難があったと思います。
小学校の担任の先生が後に結婚する事になった他学校の女先生と初デートで観に行った映画だったと言ってたのを思い出しました。







「アンデッド/愛しき者の不在」

2025年01月20日 | 映画
「ぼくのエリ」や「ボーダー 二つの世界」と同じ原作者という事で興味を持っていた映画「アンデッド/愛しき者の不在」を鑑賞。
淡々とした展開で写真のように綺麗な映像と不穏な音楽と音響で何が起きようとしてるのか?起こるのか?と惹き付けられますが、なかなか全貌が見えてきません。謎の電波障害のようなノイズと停電等の異常現象が起きて死人が何故か生き返るという展開になります。子供を亡くしたばかりの母とその父。朝まで元気だったのに事故で母を亡くした家族。パートナーを亡くした老婦人。のエピソードが同時進行で描かれてゆきました。
亡くなった愛する人には戻って来て欲しいと願う気持ちはとても共感は出来るものがあり心にグッと来るものはありましたが言葉を発しないとか生きているけど廃人のようでゾンビのように腐ってきているとか何かとても悲しく苦しいものがありました。そんな静かに胸に来るものもあり地味に良かったんですが最終的には人を喰うというような凶暴性も見せたりで結局ゾンビ映画なのかぁ。というのが個人的にはちょっと残念でした。定番なゾンビと同じ展開は無くても充分良かったのに…ってね。だけど全体的には切なくも胸に来るものもある静かだけど良い映画でした。







「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」

2025年01月18日 | 映画
レイトショーで映画「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」を鑑賞。もうすぐ2回目のアメリカ大統領となるドナルド・トランプの70〜80年代の姿を描いた内容で弁護士ロイ・コーンという師匠的な人物との関わりによって考え方や生き方みたいなものが確立されトランプという今に通じる人物像が出来上がってゆく様が知れました。役者陣も知らない人達でしたが皆役にハマっていて興味深く内容に惹き込まれて知らなかった事を色々と知れました。70年代はフィルム調に80年代はビデオ調の映像で表現されていて音楽等も上手く使って時代性を上手く出していた。
単純に物語としてもなかなか面白く見れる映画でした。





「ロスト・ハイウェイ」

2025年01月17日 | 映画
今朝のSNSでデヴィッド・リンチ監督が亡くなられたと知り追悼としてブルーレイで映画「ロスト・ハイウェイ」を5.1ch大画面にて久々に鑑賞。毎回見る度に何か分かったような感覚と分からない感覚とか混じり合った感じになりますが何か見入ってしまう不思議なホラーっぽい魅力があって好きなリンチ監督の映画となってます。ロバート・ロッジア演じるディック・ロラントが煽り運転する男にキレる場面が恐ろしくも笑える好きな場面です。白い顔のビデオカメラを構えた謎の男の存在感も不気味で印象的。音楽もとても良くてラストの一連も大好きな場面です。
セックス場面で流れる音楽がとても良くてサントラ持ってたけど入ってたっけ?って後で調べたら入って無かった。だけど他でも聴いた事のあった曲で凄く良かった。
謎が絡み合う展開と映像と音楽が面白い映画です。
デヴィッド・リンチ監督のご冥福をお祈りします。斬新で変な映画と可笑しな映画と感動的な映画を見せてくれてありがとうございました。







「ライド・オン」

2025年01月17日 | 映画
ジャッキー・チェン主演の映画「ライド・オン」を日本語吹替5.1ch大画面にて鑑賞。スタントマンの主人公と馬と娘との絆を描いたベタな展開ですが涙を誘う内容の娯楽作品でした。実際のジャッキー・チェンの映画の場面やNG集の映像がスタントマンとして活躍した過去として使用されていて当時のジャッキー映画に夢中になっていた頃を思い出したりで不思議な感覚で感情移入したりして見れました。SNSで娘と共に映像を見る映像は見た事が既にあって、この映画の場面だったのかぁ〜って分かった。アクションは合間合間にありますが馬との掛け合いや親子ドラマが少々テンポ悪いですが描かれていて馬の芝居も何処までがCGなのか分からない程、自然に見れた。アナログ時代のアクションへの拘りとCG時代の映画の作り方についても時代の違いやらも考えさせられる良い物語でした。
最近のジャッキー・チェン映画の中では一番良かったです。笑えて泣けるジャッキー映画!