ギャスパー・ノエ監督の映画「CLIMAX クライマックス」をレンタルDVDで借りて劇場で見て以来に5.1ch大画面にて鑑賞。体験するような映画で1カットで描かれてると思ってましたが案外カットは割れてたんですね。見直して思い出しました。中盤までは結構グダグダと長い人物紹介的な展開です。それが中盤からの1カットの展開になってからはどんどんと最低最悪な流れに陥ってゆきます。一度見てるから知ってるんだけども、あ〜ダメダメ最悪だぁ〜とどうしようもない気持ちになれました。唖然と同時になんか可笑しく笑えちゃうような所もあって不思議な感覚。映像的には悪夢的な美しさもあり動きまわるカメラワークがとても良かった。カメラ上下逆さになった際に日本語字幕も逆さになるのが斬新で好きな場面というか瞬間です。
そんな色々内容的には最悪な展開の映画ですが独自の魅力のある好きな映画です。



