第19回博麗神社例大祭戦利品追加分レビュー

ようやく溜まってた同人誌レビューにも終りが見えてきたぞ……。

 

・ハッピーエンドの功労者 前編・後編（ニセキノコモドキ）

　こうも感想書いてない同人誌が溜まってると、どれがいつ入手したものかわからなくなるのか困りもの。

　本作も多分イベントで直接手に入れたものではなく通販だったと思うんですが、発行が例大祭だったので第19回例大祭の戦利品としてレビューさせていただきます。

　東方界隈随一のキノコスキーとして名を馳せるガガンボさんの地霊殿ストーリー。なお、後編は名華祭の頒布でしたがここで前編と同時にレビューします。

　鬼の勢力を二分する酒吞一派と温羅一派の間でトラブル発生。その始末をつけるために頭領である勇儀は、己の両目を潰すことでその責を負おうとするのですが……。

　このサークルさんは今までも好んで地霊殿の面々のシリアスな作品を描かれていますが、本作は前編はいわば出題編、後編はいわば回答編のような構成となっています。

　前編では事態をどうにかしようと奮闘するヤマメ・キスメ・パルスィの3人組に、後編では地霊殿の重鎮である勇儀とさとりのふたりに焦点を当てた構成。

　基本はシリアスなもののところどころに清涼剤的にギャグがはさまっているので深刻になりすぎずに読めました。妖怪黒インナー！！

　そして後編の真相解明とさとりと勇儀のひりつくようなやりとり……からのオチも好き。

　本作では地霊殿の面々がこいしちゃんを除いて全員出演してるんですが、それぞれのそれぞれに対する感情がしっかり描かれてて、前後編というボリュームでもこんがらがることなく読めるのはすごいなーと思いました。

　あとこのサークルさんの東方キャラの性格付けが独特でとても好き。特にキスメ。

 

　今日はここまで。

食料を買い込んできました。

　寒くなると外出が億劫になってしまうのでなかなか食料買い込みに行けずにセルフ兵糧攻めとなっているんですが、今日ようやく重い腰を上げて食料を買い込んできました。

　オタクの性として用事は一気に終わらせたいというのもあって、いつもはサンサン劇場に行ったついでに食料を買い込むことにしているんですが、遅い時間に見ることが多いので買おうとしてたものが売り切れてることもよくあるもの。それに映画見終わったあとに大量の荷物を抱えて帰るのもなかなかしんどい。特に米が切れたときには、さすがに塚口から米5キロ抱えて帰ってくるのはとてもつらい。

　日用品や調味料、インスタント食品などは基本的にヨドバシで買ってるんですが、米や生鮮食品は店頭で買ってます。場所によって高い安いはあるものの、店舗の利便性もあるのでどこで買うのがいちばんお得なんだかよくわかりません。

　ここ最近は塚口にも行ってなかったので米が切れたまま結構な期間食料買い込みをサボってたんですが、そうなるとコンビニ弁当や外食で食費がかさんでしまいます。なので食料はなくなってから買うのではなくちびちび買い足していこうと思います。特に米は肉や野菜みたいな生ものでもないので安いの見かけたら買っといてストックしとけばいいよな。

　何にでも言えることなんですが、少しの手間や面倒くささを惜しんで行動しないままになってると面倒くささが倍加したり出費が増えたりといらんことになるので、用事はさっさと済ませたほうがいいと思いますほんと。

　

第18回東方紅楼夢戦利品レビューその10

あーやばい、もう12月も半分に差し掛かろうとしている……。

 

・魔理沙と学ぶ東方地下生菌観察入門（ニセキノコモドキ）

　東方界隈随一のキノコスキーことガガンボさんの新刊は、毎度おなじみ魔理沙と学ぶシリーズ。今回は地下生菌がテーマです。

　今回も完全に物欲の権化と化した霊夢が大暴走。というかこのサークルさん描かれるところの霊夢のキャラはあまりに唯一無二過ぎて実に名状しがたい。

　さらに今回は、博麗神社の忠犬ことあうんちゃん、霊夢に輪をかけて名状しがたいキャラ付けとなっているアリス、なぜかでかい上海人形という異色のパーティが爆誕。

　そして魔理沙がだんだん幼稚園の先生に見えてきた……。

　毎回なんというか味わい深い表情を見せてくれる霊夢ですが、今回の「うひひひひひ」のコマは完全にホラーでした。というか仮にも巫女が発していい笑い声じゃないだろこれ。

　地下生菌に関してはわたくし門外漢なんですが、地上生のキノコが地下に潜ったのが地下生菌っていうのは初めて知りました。

　トリュフは当然知ってますが、改めてどういうものかと問われるとそういやどんなキノコだったっけ？といった感じ。しかしまあこんな得体のしれないものをよく食べる気になったよなあ人類。

　ラストのオチで霊夢は明らかに反省してない顔してるのがまた笑えます。

 

　今日はここまで。

第18回東方紅楼夢戦利品レビューその⑨

いやーもう今月末はコミケですよこないだ夏コミが終わったばっかりだというのに。

 

・ナツヤスミアマノジャク（八舞亭）

　こないだの紅楼夢でお隣になったサークルさんとの新刊交換で頂いた本のうち、まだ感想を書いてなかった1冊です。

　内容は4作品をまとめた短編集。では収録作品ごとに感想をば。

・鈴仙がジャケットを脱いだ日

　「原作では直接描写されていないキャラクターの過去」は二次創作の大きな魅力のひとつですが、本作はそこに焦点を当てた一編。

　原作ゲームでの立ち絵の変化である「ジャケットを脱ぐ」というポイントを、月人の兵士として活動していた鈴仙が一介の妖怪兎として自由になるという展開にしているのが見事。

・早苗きさらぎ駅インシデント

　早苗さんが都市伝説で有名なきさらぎ駅に迷い込んでしまうお話。

　駅名の読み違いで異世界に迷い込んでしまうというのがまた都市伝説的であり東方的。

　かなすわコンビのやり取りがなんだかアットホームでほっこりしました。

・ナツヤスミ・アマノジャクR

　タイトルの通り、正邪の夏休みを描いた一作。

　夏休み特有の賑やかさや気だるさがなんともノスタルジー。話が宿題を巡ってのドタバタというのも好き。

　あと霊夢の「マルキューとアル中で韻が踏めるわね……」が夏い時のIQ低下具合を如実に表していて好き。

・てゐと留守番

　いわゆるかげてゐ。「てゐは因幡の白うさぎの一件で包丁が持てないので料理ができない」というのはなかなかおもしろい二次設定。

　あと、永遠亭のイナバの変なしゃべりが好き。

 

　今日はここまで。

　

久しぶりに書店で本を買いました。

　ちょっとしたあぶく銭（クオカード3000円分）が手に入ったので、久しぶりに書店で本を買いました。ところであぶく銭って「アブ＝クゼニ」って書くとクトゥルフ系モンスターみたいでカッコステキですよね。

　わたくし人形使いはけっこう本を買うんですが、ブックオフなど以外で本を買うのはもっぱらヨドバシ通販。ヨドバシゴールドポイントカード会員なら、書籍は通常3％のところ、クレジット決済ポイント1％、特典ポイントの6％で10％のポイントがつくのです。なので2～3000ポイントはいつの間にか溜まってるのでとてもとてもお得。なので書店の店頭で本を買うことがすっかりなくなってたんですよね。

　しかし今回はクオカードを使うために久しぶりに書店で本を買うことに。こういう機会だし3000円もあるし、ちょっと遅めのセルフ誕生日プレゼントとして、工作舎版の「平行植物」を購入。ちくま文庫版も考えてたんですが、在庫がなかったのとやはりこういうのは図版が豊富で大きなものが望ましいということで工作舎版を購入しました。

　これでいわゆる生物系三大奇書はハラルト・シュテュンプケの「鼻行類」に続き2冊めをゲット。残るはドゥーガル・ディクソンの「アフターマン」なんですが、合わせて買おうと思ったら児童書版しかなかったので後回し。まあほしい本は山ほどあるし、クオカードには有効期限はないそうなので余った額はまた他の本に使おうと思います。というか積み本を消化しろよ俺……。

　いやーしかし、やはり「書店で本を買う」という行為には通販では味わえない充実感というか「知を手に入れた」という感覚がありますね。図書館もそれなりに利用しますが、やはり本は自分のものとしてほしい。電子書籍も魅力的ではありますが、やはり実本のかたちでほしい。本という物品が好き。

　何かと便利なネット通販ですが、やはりたまには書店で本を買うのもいいものですね。

「ボーダーランズ」クリアしました！

　各種のアレとかアレとかアレの息抜きにあくまでも息抜きにプレイしていた「ボーダーランズ」、まずは１周目クリアしました。

　使用キャラはモーデカイ、クリア時レベルは38、プレイ時間は49.9時間でした。

　1周目ということもあってか、ラスボス含めて特に苦戦するポイントはありませんでした。いちばん苦戦したのは、「死のサークル・ファイナルラウンド」でしょうか。

　このクエスト、バグのせいで1回死亡すると敵を全滅させてもフィールドから出られなくなるので、死亡せずに勝たなくちゃいけないという縛りがあるのでかなり苦労しました。通常なら死亡しても倒した敵はそのままなので粘ってればいつかは勝てるんですが、ファイナルラウンドに限っては実質一発勝負なので、ラスボス直前まで放置して装備とレベルが強くなってから挑戦しました。

　反面、ラスボスは1回死んだもののなんか拍子抜けするほどあっさり倒せました。まあ中盤くらいがいちばん苦戦してスキルや装備が充実したラスボス戦は全然楽勝はあるあるですよね。

　全体の感想ですが、前の日記にも書きましたが2に比べるとだいぶ淡白というか淡々としてる感じです。そういや2での悪の親玉であるハンサムジャックは全然出て来ないし、キャラの掘り下げもそこまでないので、最後まで淡々とクエストをこなしていく流れでした。

　まあはっちゃけ成分はDLCの方で補充できそうなので、DLCの方もやっていこうと思います。でもオープンワールド系FPSやりたい欲は満たされたので、次はまた別のゲームやりますかね。

コロナワクチン４回目接種から１日目。

　ワクチン４回目接種から１日が経過しました。

　現状は微熱と頭痛がある感じです。接種後ということで今日は夕方まで寝てましたが、この頭痛はずーっと寝てたせいなのではという気がしなくもない。

　さておき、体調の方はまあまあと言った感じでしょうか。特に大きな副反応はなし。

　とはいえこれからどうなるかわかったもんじゃないので、週明けくらいまでは安静にしてますかね……。

コロナワクチン4回目接種してきました。

　未だに収まらないコロナ禍。というわけで4回目となるコロナワクチン接種してきました。

　コロナが流行り始めたときは4回も接種することになろうとは思いませんでした。この調子だと2桁とか行きそうだなあ……。

　お昼ごろに接種してから現在、左腕の接種部分はくっ……俺の左腕よ鎮まれ……状態ですがそのほかは特に重篤な副反応はなし。これまでの接種でも特に大きく体調が崩れたことはなかったので、今回もまあ大丈夫でしょう。というか冬コミまで1ヶ月切ったこの時期に体調を崩すことは死を意味するのでほんとに体調には気をつけないとな。

　まあしばらくは安静にしときましょう。というかもろもろのアレがアレなので引きこもらざるを得ないんですけどね。こういうときに食料が尽きてセルフ兵糧攻めになっているという。霞を食って生きる仙人になりたい……。

　

夏コミ戦利品レビューVtuer編その3

あーもう今月末はコミケですよ？　こないだ夏コミが終わったばっかりという感覚なのに……。

 

・サロメージュ（GUNP）

　なんかどっかで見た気がする表紙デザインとタイトルの本作、今をときめくお嬢様になりたい系Vtuberこと壱百満天原サロメお嬢様のお同人誌ですわ～！！

　奥付には「内容はすべて作者の創作によるものです。実際のサロメ嬢とは一切関係ありません。」とありますが、描かれたさまざまなコーナーの内容はまさにサロメ嬢そのもの。その解像度と理解度にはシャッポを脱ぐしかありませんわ～！！　今どきのボーイズ＆ガールズに「シャッポ」とか通じるんですの～！？

　その中でも、「サロメ嬢に訊け！」の回答内容はまさにこないだ配信されたばかりのおラジオと同じで驚きました。本作は間違いなくおラジオ第2回より前に発行されています。

　ほかのコーナーも見応え抜群。とっさの判断によって生まれた長女・壱百満天原あいちゃんのイメージビジュアルに始まり、おセンシティブワードの戦闘力を学ぶ「日本語で遊ぼう」、「南極」でわかってしまう自分がにくい「妄想漫画」、七魂三魄に染み渡る「サロメ嬢名言集」とバラエティ豊かなコンテンツが盛りだくさんですわ～！！

　これだけレベルの高い内容とタイトルだと、人間やはり欲が出てしまうもの。次は300ページの合同誌を期待してしまいますわ～！！

 

　今日はここまで。