2月からはまた新しい映画が上映開始される&見たい映画が上映終了してしまうので、映画は見られるときに見ておきましょう。というわけで今日見てきたのは「劇場総集編SSSS.GRIDMAN」!
TOHOシネマズに見に行くときはなんか写真撮るの忘れるんだよなあ……。
本作はタイトルの通り、「SSSS.GRIDMAN」TVシリーズ全12話をまとめた総集編。新作である「グリッドマンユニバース」に先駆ける形で公開された感じですかね。
TVシリーズはすでに視聴済みでしたが、新鮮な気持ちで見ることができました。やはりこういうバトルメインの作品は大きなスクリーンで見るに限る。
しかも本作は誰もが知るかの名作「ウルトラマン」の円谷なので、大怪獣バトルが楽しめました。
巨大(デカ)い! 超重(おも)い! 強靭(つよ)い!
わたくし清く正しいおとこのことしてはでかい怪獣とでかいヒーローがでかいスクリーンで暴れてれば自動的に100点が出るガバガバ判定なのです。
こと本作ではあらゆる場面でグリッドマンや怪獣の巨大感を強調するアングルが用いられており、「でかいものが暴れてるのが見たい」という欲求をゲップが出るまで満たしてくれます。特に下からのあおりアングルがアツい。
また、TVシリーズをすべて見たあとなので作中の世界に関する謎はすべてネタバレてる状態なんですが、こうして総集編という形で見直してみるとすっきりする感じです。
というかこの世界観って、改めて見てみるとかのカルト的名作「serilal experiments Lain」を思い出しました。両方ともヒロインが神さまだし死んだ人が記憶から消えてるし。
あと、改めて見るとアカネくんはやっぱり強烈なキャラだなあ。原作とも言えるTV特撮シリーズ「グリッドマン」に登場する藤堂 武史の歪んだ精神を受け継ぎながら、さらに幼児的な残酷性や狂気性を秘めているどころか、ストーリーが進むとそれを学校ですら隠さなくなる。
そして傍若無人といえるこの彼女の行動が、ストーリーが核心に進んでいくごとに段々と自暴自棄に変化していく過程が、まさにこの物語が彼女の物語であり、最終話のタイトル「覚・醒」なのはまさに彼女の「夢からの覚醒」を表しているのがまたニクい。
そしてアカネくんと言えば六花との関係性ですよ。見れば見るほどアカネくんは六花が好きだったんだなあ……でもアカネくんがほしいのはその好きじゃないんだよなあ……こういうの好き……。
ラストシーンの二人きりの会話のところは言うまでもなく最高です。「神さまとは友達でいられない」……。
そしてエンドロールのあとには前述の「グリッドマンユニバース」につながるのであろう本編後のCパートが制服が変わってたりしててなかなか意味深。
3月にはダイナゼノンの総集編も上映されるようなので、こちらも見に行きたいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます