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ゆうゆう職場

地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。

看板にドキッ(林道散策で)

2021-10-14 08:58:30 | Weblog
昨日の昼下がり、「この付近で行為をするには知事の許可が必要です」と土木事務所のちょいと立ち枯れた看板を目にした。思わずニッコリしてしまった。行為という文字はすぐに秘めやかな性行為に連結する我が脳。注意しましょう。
 近場の名所・石水渓の滋賀県へ通じる林道・安楽越え の散策をスタートして直後のことである。これまで何度も歩いた道なのに初めて見つけた。林道ごときの斜度にも安楽でない呼吸器の所為で、ゆっくりゆっくりと歩まざるを得ないゆえに、傾いた看板でも目に入ってきたのだろう。そう考えれば、これからはもっともっと愉しいような、ビックリするような物事を目にできるかも と気を取り直しておく。なお、一年以上も前なら引き返しに要した40分ほどで安楽峠にたどり着けたはずが1hrも要するような身になったのは、やはり、寂しい とするしかない。


 

素直になれなくて

2021-10-06 20:49:40 | Weblog
シカゴではありません。
ノーベル物理学賞を受賞された真鍋さま、喜ばしいことです。

が、マスコミ連が”日本人の受賞”、わけても居住地域の東海の>愛知の>名古屋の>名大招聘教授の・・・(と、啄木風に縮めてゆく)式に採り上げてゆくのが寂しい。名古屋大学あたりから北上して、岐阜山中の神岡グランデ、そして生家が富山の島津製作所フェローの田中氏に結び付けてゆく”ノーベル賞の道”もあったような?記憶。余計なことですが、ドクターでもなかった(と、記憶)田中氏の業績が嬉しいです。
 さて、私は素直になれない。氏が日本人であるのは間違いないとしても、ノーベル賞級のお仕事をなさったのは1958年に日本から米国に研究移住されてからのこと・1967年発表の論文が受賞対象と報道されている と思う。なるほど、氏の頭脳の中にオリジナルなモデルが構築されていたのだろうが、そのモデルをシェープアップして具現化するには当時の米国の科学技術が必要だったと思う。
 氏は日本でお生まれになり青年まで国内で過ごされたであろうが、ノーベル賞に結びついたお仕事は米国でなさった とすべきであろう。しかし、ノーベル財団の眼の付け所の好さに感服。物理学賞といえば遠い宇宙の最果ての出来事か、ひるがえって超微細空間での超微粒子のふるまいの解明が対象と思い込んでいたのを、あっさり覆してくだすったようで感心です。ボブ・ディラン以来ですね。

 

紀の川での落橋

2021-10-05 19:10:00 | Weblog
10/3pmに和歌山市の紀の川にかかる水道橋(水管橋 というらしい)が落橋し、応急架橋工事を急いでも9日あたりまで市の北部6万戸の断水が続くと報道されている。復旧を急ぐとともに、原因の正しい究明を求めたい(理系として)。
 さてこの事故が記憶を揺する。紀の川(吉野川)での別の落橋を懐かしく思い出させる。50年と少し前に、大学生時代の友人・奈良県五條市のY君 のお宅に長期滞在中に吉野川に架かる橋が落橋した。ただ、万博や安保などなど騒がしい1970年頃のこと、まして青春真っただ中のこと、落橋自体を大きなことと記憶していない。どのように(自転車で)渡河したのか 定かでない。ただ、今回の事故と併せると、吉野川には落橋がつきものにみえてしまう。
 大阪万博の頃、工事中の中国縦貫道路に沿って万博会場のスイス館の緑色したイルミネーションが見通せた頃、大学紛争にも飽きて・負けて やけな生活を送ったころ、Y君が誘ってくれた。貧相な我が実家と異なり、ご両親が教員のご家庭・昔の地主階級のお宅故に、勝手気ままな滞在を許していただけた。あれやこれやは言うまい。赤面だらけの20代前半のこと。紀ノ川が思い出させてくれた。

年賀状もやめよう と言ってくれたY、元気だろうか

宅配の配り人さん、お疲れ・たいへん

2021-09-30 20:50:56 | Weblog
玄関先に届けられた500ccペットボトル水24本入り の2セット~25kg近い重さではないかっ。娘よ、いくら便利とはいえ少しは考えて注文してほしい。例えば、1ケース=12kg重 にして配達人さんのお身体を大事にしてあげてほしい。

とはいえ、便利すぎる世ですなぁ~
ケースの上には軽さと小ささの比較のため、黒いスマホホルダーを置きパチリしてある。私が〇天で通販購入したモノで、送料無料わずか!500円で数日内に入手した。便利すぎて&安価すぎないか と要らん気をもむ小市民。この500円のうちの幾何が配送人の元に行くのだろう。
このホルダーは、妻が受講する科目に必要なために購入したもの。実技状況を録画・送付して可否判断いただく とのことです。



昨日は村の白山神社祭礼で、総代として朝早くからの七つ提灯建屋立て等に忙しい日であった。鎮守の森『権現さん』に祭られていた白山(ハクサン)神社、もちろん主家は石川県の加賀一の宮;白山比咩神社 (シロヤマスクナヒメ!神社)。ただ、この神さんは怖いとの言い伝えがあり、ある年に旧暦8月23日とされる祭礼を欠かしたら旱魃か何か 村民百姓がえらい目におうた とのこと。だから、8月から10月までにあるその年ごとの旧暦・8/23日はしっかりと覚え込んでおく。写真は、祭事が終わり提灯を10/9の須佐之男祭礼=これが秋祭り まで拝殿に一時保管の状況です。


鼻につくTVーCM

2021-09-12 13:36:06 | Weblog
NSIP疾患で身体を動かすことが少なくなると、ソファでのTV鑑賞?が多くなる。民放ではCMが間断なく挿入される。年寄りには(とっしょり と言いますな)色とりどりで目まぐるしく忙しすぎる。ま、忙しがらせるのが手なのだろうが。ありふれた好印象が恥ずかしいが、昭和の開高健・山口瞳さんらのウィスキーCMは、もぉ望むべくもないのだろうな。せめてもの大分麦焼酎・N階堂 と。
 膨大な数値、逆に極微小値で感心させようとするのも好かん。その食品や飲料にビフィズス菌が何億個いようが、俺の身体の細胞数には勝てんだろうと思う。いっそ、アボガドロ数(A×10の23乗)と勝負しなさい と。ウィルスもシャットするそんな細かいフィルター、よくも目詰まりせずに機能するものだと疑う。理系崩れの私は望む。貴社の都合よいCG(グラフィック)で都合よい綺麗な図を見せてくれるよりも、例えば高分解な電子顕微鏡写真で使用前/使用後のフィルターの隙間を見せてくれ と。
 他にもある。厚かましさが腹立たしい。和服・貴金属・自動車はては自宅!まで買取りCMが流される。どこよりも高価・親切・即決そして丁寧に買い取りますというが、自社のことをそのように言えば言うほどに胡散臭さが立ち昇る。親切&丁寧なセリフを吐く朴訥そうな社員役を使ったピアノ買取S社のCMよりも、古いけれど未だ流しているT社の財津一郎さんTV-CM『ピアノ売ってちょう―だい』は、なぜか和む。5名ほどのダンサーさんが胸(乳?)を震わせるのも宜しい・・・調べると1997開始らしい長寿なCM。氏とTピアノ社とには深い信頼関係がありそうなことが記されていたが、ま、それはいいか。戻って、S社が言う(他業種&他社も使う)『〇〇費用は一切いりません』、その分を込みでの買取費用だろうと脊髄反射してしまう。


天気好、鉄米客日和

2021-08-31 21:36:32 | Weblog
何十年も前、大学の共同研究施設にお世話になった。30代の終わりからずっと世話になりっぱなしであったのに、学位論文はいうに及ばずしっかりした論文も物にせず、無為な研究に明け暮れていた。ただ、愉しかった。施設に付属した宿舎には中国から多くの研究員、というか立派な大学の教員の方々が滞在された。少しでも話したいと、職場近くの中国語講座に通ったが、研究同様にモノとならない。我得了流行性感冒とか北京的秋天 くらいしか脳裏を行き来しない。同じように、研究でFe-Cr-Ti三元系状態図を明らかにしたいことがあり(カイ;χ相だったなぁ~懐)職場の賢いK先輩にロシア語参考書を借り、辞典を買い求めたものの、これもそれっきりとなった。ま、そんなものです、私の人生。

 では、現実。8/27~8/30の4日間は表題どおり、晴天の下コンバイン稲刈りにいそしんだ。田は4枚、計90a余りを刈り上げるから一日1枚の仕事目途。第3日目の日曜日にはナイトシフト明けの息子が一日コンバインを動かしてくれたが、3日間はほぼお一人様。気を遣ってくれる妻にはありがたいが、コンバインの入り口さえ稲草を刈り取ってくれれば、あとは邪魔!!(もったいない、スマン)なくらい、引き取ってもらう。
 盆の頃からの長雨で田の乾きが遅く、どの家も例年より遅い刈だしである。しかし、8/24の地蔵盆明けからはカラカラの好天が続き、絶好の刈り取り日和。TV天気予報で言うとおり残暑はあるが、ありがたいことに涼しい?風が吹いてくれてコンバイン上でも苦にならない。作業は進み、昨日の3反マチの分はJAライスセンターに持ち込んだ。我が家だけで始末しようとすれば、自宅の乾燥機+籾張り込みホッパーが満杯となり、どこか1日はコンバイン作業を中断して、3反分ほどの籾を摺り上げる;臼摺作業が必要となる。昨年から一枚の分をライスセンターに持ち込んで、臼摺作業は1日で終える楽を?覚えた。これも世の流れ。それにしても今年の米価はまたまた下がる一方 と。
 今日までのコンバイン作業で疲れ気味、何よりも呼吸器が不全ではあるが、欲ドライブは健在。涼しくなり加減の夕刻近く、コンバインで破砕せずに置いた稲草;藁 を集めて畑用途にと取り込んでおく。明後日から雨模様らしい。
 面倒だから、写真+キャプションで4(5)日間を。

第1日目の2反マチ、右下にコシアカツバメの滑空
燕の羽色も艶が無く、汚らしい(スマン)

ツバメの滑空、コンバイン作業で稲草からバッタなどが飛び立つのを狙って
ツバメが舞う

第3日目、愚息が刈る川沿いの1.5反マチ

柔らかい田面で刈り取り苦労した3反マチ。周回できないので部分刈りをする。

その3反マチの分をRCに持ち込む。巨大ホッパーに放出。

8/31涼しくなった夕刻;藁の取り込み。
精農Yさんは隣で田圃焼きの煙をあげる。


無人機によるテロ

2021-08-30 21:16:41 | Weblog
としか思えん米国のアフガン自爆テロへの”報復”。
共に見えない攻撃である。何者かにコントロールされた2種類の”武器”には違いが認められない。またまた、泥沼か。

今日で刈り入れが終わり、脱力感そのものである。眠い。明日にでも。

老麦客・鉄麦客

2021-08-25 18:58:27 | Weblog
今日、田圃で鍬を振るう頭に鉄マイカという中国語?が浮かんだ。もちろん、NHK啓蒙TVからの知恵である。昼食時に検索した。麦を刈る人だから、鉄麦家の入力で鉄麦客;テツマイカ と即ヒット。2002年頃の番組で紹介され、トラクターのようなコンバインを連ね中国各地を移動する、麦刈り請負を専門にする人々のことである。対して、鉄化に圧されて安い単価で条件の悪い麦畑しか請け負えない、鎌一つの出稼ぎの人々を老麦客;ロウマイカ と呼ぶ。鄧小平の改革開放政策「先富論:先に富むことが出来る者から富んで良い」 が沢山の鉄マイカを生んでいる とあった。現在のことは知らない。
 さて、老米客?の私。今日は倒伏した部分の稲草を鎌で刈って、土手に干した。倒伏場所がコンバイン乗り込み場の近くで、不幸なことに、進行方向に対抗して倒伏している。こうなると、刈り取った稲草を巧く移送チェーンに遅れなくなり、刈刃あたりで詰まって立ち往生となる。少しでもコンバイン作業の効率を思い、効率悪い老米客となった次第。




 が、今の私にはとても中国麦客の仕事はできない。私の1時間の仕事量が彼らの1分分かもしれん。鎌を振るう作業が辛くなってきた。慢性コロナ肺とでも顰蹙覚悟で表現したい間質性肺炎で、呼吸機能=酸素取り入れ能 がどんどん劣化している。昨年6月の検査入院時に6分間歩行が課せられた。その折には、何の苦も感じられなかったが、スタッフが見せてくれた酸素取り入れ能=最近不足気味と言われる、パルスオキシメーター値 は健全若人ではフラットライナーで変化しないのに、私のでは中盤辺りから落ち込んでいた。さてそれが、最近では平地を歩くのもやや億劫となり始めておる。歩行検査は体の状況を正確に反映することがよく分かりだした。脚の動きは沢山の酸素を必要とするようだ。すこし急ぐとハァハァしてしまう。いよいよ4段階症状の2番目になるのかしら、身障者の仲間入りがちらつきだし、元気がなくなる。数日後にはコンバイン作業開始だな。

渚にて

2021-08-24 20:34:54 | Weblog

前回の杜子春に続いて古い文庫本「渚にて」がネタ。

あとがきによれば初版=1965年 を1973年/23版で購入している。第2職場から、ラッキーな理系公務員になるかならずやの頃(結婚前)、すっきりした題名と核問題に惹かれて買ったのだろうなぁ。
***コピペ;『渚にて』(なぎさにて、英: On the Beach)は、1957年にネビル・シュートによって書かれた小説である。1959年にスタンリー・クレイマー監督、グレゴリー・ペック主演で映画化された*** 核汚染と人類最後が描かれており、愉しい読み物ではない。

 突然脱線する。1980年代にクリス・レアが歌った(とされておる)全く同じ題名の「On the beach」がある。中古で買ったプジョー306か改めて新車にしたマツダのコンパクト・デミオか覚えていないが、i-podに取り込んでやるせなく・がなりたてる?歌声をやたら聞いたものだ。音楽に馴染みが無い私は、Hotel Californiaとともにpodから流れてくるとホッとして運転を愉しんだものだ。白状すると、娘の旦那Cとの英会話もこなせない私の耳には、何が歌われておるのかは????である。で、勝手に映画;On the beachの主題曲!!なのか と思っていたのです。そんなもんです私は。名前だけ知っておる布袋Tさんと大黒Mさんとは、きっと夫婦か兄妹かな と。今でも妻にたしなめられるのは、笠智衆さんの呼び名を和式に?カサチ トモであるべきだ と思い込んでいたこと。笠さんの映画といえば、原節子。最近の啓蒙TVで1930年代に宣伝省との日独合作?『新しい土』に出演したことを知った。

そろそろ、秋本番となる。今朝は早起きして地区全員で地蔵盆の用意をする。地蔵盆の頃には、例年どこかのお家のコンバインが複数台田圃を回るのだが、今年は機械持ち大小作のYさんのキャビンコンバインが動くだけ。私の田圃の稲草の一部も倒伏気味で、キャビン5条ならぬ小型コンバインでは苦労する。さて と、思案中です。



初めて買った本

2021-08-19 21:50:45 | Weblog


中学3年の受験時期になり、前年度の高校か高専の入試問題・国語 に芥川龍之介の杜子春から出ていた(と、知らされた)ので、文庫本を買った。角川文庫「杜子春・蜘蛛の糸」である。今、裏を観れば昭和37年10月;11版、定価六十圓 とある。教科書では芥川の「魔術」を読んでいて、いまでもマチラム・ミスラ君の名が出てくる。あぁ、太宰の「走れメロス」もあったんだなぁ。小説など物語本を購入したのはこの文庫本が初めてである。大好きな理科では小学生の5年生の頃に中学生用の参考書!を求めたのに、こんな状況であるから、以後、苦しんだ。高専を選ばず進んだ普通高校での大学受験に際しては、担任から「〇君は理数系は良いとしても、国語で頭打つよ・・・志望先を考え直したら」と言われた。実際、校内の実力試験で30点台を取れば上出来で、15点などもチラホラ。きっと、(今も元教師の妻が笑うように)小学生時代の通信簿に決まって記された協調性=C の思い込みの激しい性格が災いしていた。=自分勝手の思い込み だけで今まで生きてきた。
 幸い、入試では国語系が〇で稼ぐべき数学が✕の出来に思ったが、滑り込めた。報告に担任を訪ねると「試験で、苦手科目が〇で得意科目が✕な時は、OKなんだよ」と分からんことを言われた。

 何を言いたいのか混線してきた。
結婚し、暇な時間になると海外モノのSF,探偵、警察ストーリーの安価な文庫本にどっぷりとなってしまった。子供もほぉりっぱなし。先も見えだした最近になり、溜まってしまったこれらをゴミ出し整理した。この杜子春も捨てようか としたが、思いとどまって小屋に置いた。一昨日、秋の借り入れ準備に小屋2Fに上がって、もう一度手にしたもの。このパソ机前の棚にアランブース・太宰治・中上健次のわずかばかりの本と並べておく。こんな動機で読み始めた文学?だから、作者に対する理解能力は疑問である。図書館へ借り出しに行っても、賢そうな・余人が手にしなさそうな題名の本だけにしか手が行かん。ただ、この頃の傾向として、どうも女流作家の作品ばかり(海外含め)を読んでおります。先週までは伊藤比呂美さんでした。
 脱線;TVーCMに出る若い美男子にはガックリしております・・・何考えておるのか分らん顔しておるようにみえるのです。