「罪と罰」半年以上かかって読み終わった。結構長い長編であったのに、最後の行で「これから始まる」で終わった。読むというより一緒に考える期間でもあった。二人の女性を斧で殺して自白し、刑務所へ行った長い話だがストリーは単純すぎるほどである。
探偵物語が好きな人は読むべきではない。犯罪であれば犯人捜しの面白さはない。一緒に考える「思考のプロセス」に読者もその中に入って思考する小説である。思考が本当の読書であるといえる。「あの本、この本、話題の本を読んだ」という話を聞くと、どう読んだか反問したくなる。
私の本はどう読まれるか。出版社からキンドルの販売状況の情報があった。結構読者が増えていることを知った。嬉しい。
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