崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

『慰安婦の真実』

2021年02月19日 07時13分24秒 | 研究業績

 慰安婦か売春婦か、意見は多様である。韓国政府が政治的カードとして使っている慰安婦もその一つである。ハーバード大学から出た対立的な2つの意見もある。多くの人はネット情報でバラバラに意見を出している。私には戦争体験がある。そして第2次世界大戦中、慰安婦をミャンマーに連れて行き、2年間、慰安と売春業の帳場で働いた朴さんの日記を分析して『慰安婦の真実』という本を出した。同時期にムン·オクジュという女性に関するインタビューを中心にした本も参考にした。慰安婦に対する事実を知ることができる、これ以上の確実な資料はまだない。それだけで全体がわかるかという反論もある。私は多くの慰安婦のインタビュー記事を読んだ。ほとんど筆者・著者らの立場が入っていて、政治的色彩が入っている。戦争は多くの人が死んだことを差し置いて、なぜセックス問題だけを取り扱うのだろうか。


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