アジア共同体論の講義が18日予定通りに遠隔授業で行われた。来週最終講義には担当の鵜澤先生と私で総合まとめの時間になる。今回、本学の三戸恵一郎教授の病院船の講義は私をはじめ、多くの受講者たちが初めて知ったことであろう。興味深かった。手術室が12もある病院船は戦争用であった。病院船について金仁謙君は「考えてみると、戦争でたくさんの物が発明され、戦争の技術が私たちの人生を豊かにしたと思います。それでこんなテーマを学ぶ時にはたまに戦争についてジレンマを感じたりします」とコメントを書いてくれた。素晴らしい。このように戦争についても広く客観的に考えること、それが大学教育であろう。平和な時代のクルーズ豪華船式の病院船はどうだろう。