崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

サハリンプロジェクトの問題

2006年09月20日 08時12分29秒 | エッセイ
 日本の大学でロシア語が人気がなくて、学生が集まらないので大部なくしたところも多い。世間の目ではそうであっても先見の目ではそうではない。いつかは必要な時がくるはずである。サハリンプロジェクトの問題が起きた。これからロシアと付き合わなければならない時がくるだろう。サハリンは韓国とも関係のあるところであり、注目すべきであるが日本人の関心は薄い。私がサハリン朝鮮人の現状に関するものを書いていざ出版という時に、売れないからと一発で断わられたことは忘れられない。出版文化も商業意外には目が届かない出版社も多いことは悲しい。それでも「捨てる神あれば拾う神あり」であって、そろそろ私そのサハリンに関する拙著が出るころである。