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一字一書(5)






★光は、火と人(儿)を組み合わせた形。儿は人を横から見た形で、古い字形では跪いている人である。頭上に大きな火の光をかき、火を強調して見せている字である。古代の人々にとって火は神聖なものであったから、火を守って神に仕える人がいた。光はそのような火を扱う聖職者を指す。のち火の「ひかり」そのものを光といい、光を出して美しく見えることから「かがやく」の意味となった。その意味を人の上に移して光栄(ほまれ)・光烈(立派ないさお)という。白川静『常用自解』





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一日一句(1829)







夜の雪見上ぐるごとに白くなり






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山城博治議長への手紙














★この作業に要した時間は15分。24時間中15分。

あて先:〒900-0022 沖縄県那覇市樋川1-14-2
沖縄刑務所那覇拘置支所 山城博治様

山城議長は、辺野古・高江の基地反対運動で逮捕起訴され、名護署の留置所から那覇拘置所に移されて、きょうで115日が経っている。悪性リンパ腫の病身でありながら、家族との接見も出来ない。自由を奪われて115日である。沖縄の状況は、「われわれ」が日々再生産している、automaticallyに。基地反対運動は、<自然・人間環境>破壊反対運動というだけではない、<人間活動>破壊反対運動なのである。基地は、戦争の基盤を作るものなのだから。


現在、獄中の山城議長に応援のはがきを書いてみてはいかがだろうか。




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(参考)沖縄タイムズ

社説[辺野古から 博治さんへ]「沖縄は絶対諦めない」
2017年2月7日


 山城博治さん、あなたが辺野古・高江の反対運動に絡む三つの罪で逮捕・起訴され、名護署の留置場や那覇拘置所に長期勾留されてから、6日で113日が経ちました。病を抱える身でありながら、弁護士以外、家族さえ接見できないというあまりにも異常な状態が続いてます。

 私たちはあなたから直接話を聞くことができず、あなたは身柄を拘束され辺野古に行くことができません。ならば、と、こういう手紙形式の社説を思いつきました。

 博治さん。政府は6日朝、名護市辺野古の新基地建設に向け、海上での工事に着手しました。最大で約14トンもある大型コンクリート製ブロックをクレーンで台船から作業船に積み替える作業です。

 翁長雄志知事や稲嶺進名護市長らが建設計画の撤回を求めて訪米した直後に、県と協議もせずに、一方的に作業に踏み切ったのです。

 自民党の二階俊博幹事長でさえ、「沖縄の理解を十分に得られていない状況」だということを認めざるを得ませんでした。

 ブロックは汚濁防止膜が強風などで流されないように固定するためのもので、7日以降、228個のブロックが海底に投下されることになっています。想像するだけで胸がえぐられる思いがします。

 沖縄の切実な声よりも米軍の都合と軍事上の要求が優先され、辺野古への「高機能基地」の建設が目的化してしまっているのです。あの美しい海は、埋め立てればもう元に戻りません。

■    ■

 新基地建設に反対する市民らは、工事車両が基地に入るのを阻止しようと、キャンプ・シュワブのゲート前に座り込み、精一杯の抵抗を試みました。

 博治さんの不在の穴をみんなで埋め合わせているような、決意と危機感の入り交じった空気と言えばいいのでしょうか。

 反対側の歩道で折りたたみ式の簡易イスに座って様子を見守っていたのは島袋文子さん(87)でした。「動悸がしてドクターストップがかかっている」というのに、居ても立ってもいられず、現場に駆け付けたのだそうです。

 機動隊員が一人一人を3、4人がかりでごぼう抜きし始めたため、現場は悲鳴と怒号が飛び交い、騒然とした雰囲気になりました。「暴力はやめろ」「海を壊すな」「沖縄は絶対諦めない」

 驚いたのは文子さんの行動でした。イスから立ち上がって道を渡り、付き添いの女性に両脇を抱えられながら、ひるむことなく機動隊の前に進み出て、抗議の声を上げたのです。「戦争の中から逃げるのはこんなもんじゃないよ」と文子さんは言います。

 沖縄の戦中・戦後の歴史体験に触れることなしに、新基地建設反対運動を深く理解することはできない。翁長知事が政府との協議の中で何度も強調してきたことですが、正面から受け止めることがありません。

 作家の中野重治は、日中戦争前の1928年に発表された「春さきの風」という小説の最後で、こんな言葉を書き付けています。「わたしらは侮辱のなかに生きています」。この言葉は今の沖縄にこそあてはまると言うべきでしょう。

■    ■

 問題は、強権的な基地建設だけではありません。国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルは、博治さんの釈放を求める緊急行動を始めました。国連の「被拘禁者人権原則」は、「家族や弁護士との間のコミュニケーションは、数日間以上拒否されてはならない」とうたっています。

 かつて悪性リンパ腫の治療を受け、今も体調が万全でないにもかかわらず、3カ月余も勾留が続き、家族も接見できない状態になっているのです。

 政治的意図に基づく長期勾留であるのは明らかであり、人権侵害の疑いさえある、と言わなければなりません。

 博治さん。拘置所の狭い空間の中では一人ですが、外の世界では決して一人ではありません。県内や国内だけでなく海外からも、多くの励ましの声が届いていることをお伝えしたいと思います。





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第9回銀河朗読会







★第9回銀河朗読会が4日(土)に行われました。その様子が公式ページにアップされました。ご覧ください。ここから>>>





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一日一句(1828)







立春や道の真ん中歩きたり






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一日一句(1827)







一椀のうどんを啜る二月かな






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一日一句(1826)







もつ焼にふらりと入る雪女






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一日一句(1825)







春隣餃子の餡を包みをり






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一日一句(1824)







野良猫は遠き目をする寒茜






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